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猿尾滝 [滝]

【猿尾滝】日本の滝100選
 2009年11月初旬訪問

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兵庫県美方郡香美町村岡区日影
 落差:60m(上段:39m 下段:21m)
 分類:段瀑(2段)

日本の滝100選にも選出されているこの滝は、落差60mを二段に落ちる名瀑です。また、猿の尾っぽに似ていることから猿尾滝と名付けられたといわれています。

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さて、猿尾滝の駐車場に着いたぼくは、さっそくトレッキングに履き替え近くの遊歩道へ。滝までは、徒歩5分くらいなのでスニーカーでもいいか?と思いつつ、いつもそれで汚しているから一応念のため。

登って行くと上の段
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県道沿いから滝入口に立つと、さっそく猿尾滝が見えてきました。陽の光に当たって輝いています。遊歩道をちょっと歩くと上段と下段に分かれる分岐があったので、まずは下段へ行ってみることに。

下段から上段を。猿のしっぽのよう?実際見ると大きいです
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側まで行くと、遠くで眺めるよりだいぶ迫力があって、上段の部分が前方に迫ってくるように感じます。さすが100選、ほんと良い滝です。

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また、下段は細く女性的に落ちているのに対し、上段部分は豪快で男性的という対照的な形をしていて、たしかに言われれば猿の尾に似てなくもないなと。というか、何猿になるんでしょうか?

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下段でしばらく過ごした後、今度は上段へ行ってみることにしました。で、ちょろっと登って行くと・・いや、凄い迫力です!三脚で撮影しているご夫婦の後ろから夢中で写真を撮ってしまいました。ぼくに気付いたご夫婦が、どうぞどうぞと前をゆずってくれたので、観瀑所の一番前まで行ってみると、もの凄い水しぶきが降り掛かってきます。レンズもあっという間に水滴だらけ・・。まともに写真など撮れませーん。

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ところで、ここの岩肌が面白い形をしていまして、どこかで仕入れた情報によると、その岩肌が猿とか観音様に見えたりするらしいんですけど、結局ぼくには最後までわかりませんでした。個人的には、羅漢像が滝行しているようにも見えましたが。

同じような画像ばかりですみません
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何だかんだで、1時間ほど滞在してしまいましたが、誰でも気軽に行けるし、ぜひ近くへ来たら寄ってみて欲しいですね〜。バスで団体客なんかも来ますが・・。

滝つぼ
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最後に、入口にあった案内板と、上下段の説明書きを抜粋。

猿尾滝
「この滝は、猿尾滝ヒン岩脈で形成された高さ六十メートルの滝です。滝の景観が猿の尾に似ていることから猿尾滝と名ずけられました。ブナ、モミジ、サクラ、ケヤキ、マツなのど自然林との調和が美しく、春は新緑の滝、夏は納涼の滝、秋は紅葉の滝、冬は氷壁の滝に姿を変えます。古くから妙見山名草神社の参道から仰ぐ美しい滝として知られており、村岡藩主山名公はソーメン流しを楽しんだといわれています。」

猿尾滝(上段の滝)
「この上段の滝は落差三十一メートルで、直下する瀑布は四方に散り、西日をうけると美しい虹の橋をかもしだし、飛び散るしぶきをあびるとき、人と自然のふれあいを感じます。滝を守護する不動尊が左方から清浄の流れを祈願しています。」

猿尾滝(下段の滝)
「この下段の滝は落差二十一メートルで、上段から落ちた水が岩を掘りくだき神秘な滝つぼをつくっています。ここから見あげる滝の姿は春は新緑の滝、夏は納涼の滝、秋は紅葉の滝、冬は氷壁の滝と四季おりおりの風情が楽しめます。」

やっぱり、ここにもお不動さんがいらっしゃいましたか!で、名草神社行ってみたかったです。

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国道9号から県道267号に入り約1.2kmほど先にある、わりかし広めの駐車場に停める。観光地なので看板も出ていてわかりやすい。駐車場から徒歩で5分前後で滝まで行くことができ、途中には売店やトイレもある。バスや電車で行く場合は、wkikiを参考にすると良い。気軽に名瀑を楽しむことが出来る。紅葉がとても綺麗だった。


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出石の皿そば [旅行・観光]

朝、目覚めるとAM9:00ジャスト。あちゃー、寝坊してしまったよと外を見てみると晴れ間が!しかも朝霧が低い山々の中腹に漂っているのが見えます。

今日、竹田城に行った人は良い雲海が見れたんだろうなと思いつつ、せっせとチェックアウトの準備をしながら少し傷心。何の為に和田山に泊まったんだかー。やっぱり、先日の不眠が効いたかな?

http://www.tetuya.co.jp/宿泊先は「ビジネスホテルてつや」さん。ゆっくりできました。)


で、寝坊のおかげで?スケジュールから外していた出石蕎麦を食べに行く気になり、とりあえず足を運んでみることにしました。基本、貧乏旅行なので食にはお金をかけないつもりだったけど、ここの蕎麦は有名だから一度食べてみたかったんですよね。

その前に、但馬国一ノ宮出石神社へお参りに。どこの蕎麦屋さんも11時過ぎじゃないと開かないみたいなんで、ちょうどいいかなと。

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出石神社にお参りした後、中心街に入りお蕎麦屋さんを探すことにしました。ただ、お店がたくさんあって、どこに入ったよいのかわからず町内をぐるぐると。。どこのお店も美味しいと聞いているし、たしかにどこのお店も美味しそうだけど、何となく直感で「大名そば」というお店に入ることに。

お店に入り、さっそく出石蕎麦を注文。店員さんの「5皿でいいですか?」という質問に少々とまどいながら「それで」と注文。どうやら1人前5皿が基本みたいで、足りなかったら1皿ずつ追加注文が出来るシステムのようです。

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で、蕎麦が運ばれてくると、薬味にネギ、ワサビ、山芋のトロロ、卵が付いていて、たぶん全部入れるんだろうなと思うも、もしかしたら独自の食べ方があるのかもしれないと考え「このトロロと卵はどうやって食べるんですか?」と質問(愚問か..)。すると、基本好みだけれど、最初は、つゆだけ付けて食べるといいですよと親切に教えてくれました。

ということは、やはり最終的に全部つゆに入れてしまえばいいのかと、1皿ずつ違う味にしてすすってみることに。うん、おいしい!蕎麦の香りもしっかりします。小さいお皿も可愛いし、こういう食べ方もたまにはいいですなぁ。

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出石蕎麦は、お店の前にあった看板よると、江戸時代に信州の上田から国替えとなった仙石氏によってもたらされたのが始まりだそうです。従来の蕎麦と信州の技法が合わさり、また、出石焼きの小皿を使うことで特色のある蕎麦が生まれたのだとか。

なるほど〜、食文化に限らずだけど特色があるっていいですよね〜。小皿が並ぶと見た目も綺麗ですし。

まだまだ食べれそうだったけど、腹八分目ということでお会計し、出石町を後にしました。町ではちょうど「お城祭り」も行われていて興味がありましたが(此隅山城や出石城に興味あり)予定もあるのでパスすることに。いつか機会があれば、小京都といわれる町をゆっくり散策してみようと思います。

くわしくは、こちらで↓
http://www.izushi.co.jp/index.html
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