大山滝 [滝]
【大山滝】日本の滝100選
2009年11月初旬訪問
鳥取県東伯郡琴浦町野井倉
落差:42m 幅4m
分類:段瀑(2段)
大山滝は、日本の滝100選にも選ばれた山陰の名瀑で、上段が28m、下段が14mの2段で構成されています。周辺との調和が大変素晴らしく、また、そばに立てば轟音をあげて落ちる姿にただただ圧倒されます。かつては3段の滝でしたが、昭和9年の室戸台風で2段になったそうです。
以下は、遊歩道入口にあった紹介文。
さて、一向平(いっこうがなる)キャンプ場を発ち、のんびり鼻歌まじりで歩いていると、目の前に急な階段が現れました。これが意外と長くて、延々と続いているような気分になってきます。
よく整備された歩道なので贅沢は言えないんですが、膝に爆弾を抱えるぼくにとってはヒヤヒヤものの下りで、次第に鼻歌どころではなくなってきました。ただ、両側にロープが張られているので楽は楽なんですけど。
そんなわけで、膝の調子を確かめながら、そろりそろりと下って行くと、今度は吊り橋が現れました。「大山滝吊橋」というらしく、なかなか立派です。これなら高所恐怖症のぼくでも怖くはありませーん。
吊り橋を渡り少し登ると、徐々に平坦な道になってきました。ここは、木々の間から光が差し込む広々とした空間で、急坂とは違い気分がいいです。途中、浅瀬を渡ったりしながらしばらく歩くと、ベンチや観瀑台が見えてきました。そろそろです。
そしてついに・・・滝が目の前に!おぉ、あれが大山滝!2段にくっきり分かれていて、格段とも滝壺をたたえているのが見えます。また、紅葉との調和がとても綺麗です。少しここで眺めた後、よし、それじゃ次は滝壺だということで、観瀑台からさらに下ってみることにしました。
途中、鎖などを使いほぼ垂直に見える崖を降りて行くと、「どー」っという音を響かせながら落ちる下段が間近に現れました。いや、素晴らしい・・。先客が1人いて「ちょっときつい崖ですね〜」と軽く挨拶。お邪魔してしまったようで、すぐに立ち去られましたが・・ごめんなさい。
下段は14mながら迫力があり、U字に削られた落ち口からは、28mの上段が半分くらい顔を覗かせています。また、ここは絶壁の底になるためか俗世から遊離したような感覚になり、何ともいえない心地よい孤独感が滝との密着度を高めてくれます。そういえば、十和田の松見の滝でもこんな感覚になったっけ。
しばらく、写真を撮ったり半洞窟状の窪みに入ったりして遊んだので、最後にアナログのコンパクトカメラで撮ってから上がろうと思いリュックに手を入れると・・あれれ無いですよ?どうやら車に忘れたみたいです。。いつも必ず撮っているし、思い付きで来れる距離じゃないんで、ちょっとショック。でも、また来る口実になったかな?心に残る、素晴らしい滝でした。
一向平に戻る途中、「鮎返りの滝」があったので寄ってみました。標識がある所から徒歩5分くらいです。落差は9mとのこと。一瞬、2段の滝かと思いましたが上は堰堤でした。
2009年11月初旬訪問
鳥取県東伯郡琴浦町野井倉
落差:42m 幅4m
分類:段瀑(2段)
大山滝は、日本の滝100選にも選ばれた山陰の名瀑で、上段が28m、下段が14mの2段で構成されています。周辺との調和が大変素晴らしく、また、そばに立てば轟音をあげて落ちる姿にただただ圧倒されます。かつては3段の滝でしたが、昭和9年の室戸台風で2段になったそうです。
大山を見ながら一向平方面を
以下は、遊歩道入口にあった紹介文。
大山滝 天狗ヶ峰、烏ヶ山から流れ出た水が浸食を受けにくい溶岩を彫り込み、加勢蛇川を形成しています。地獄谷の出口に位置し、大音を轟かせる落差42mの滝は豪快で周辺の植物とも調和し、非常に美しい景観を創りだしています。 |
遊歩道入口と案内図
さて、一向平(いっこうがなる)キャンプ場を発ち、のんびり鼻歌まじりで歩いていると、目の前に急な階段が現れました。これが意外と長くて、延々と続いているような気分になってきます。
大山滝吊橋
よく整備された歩道なので贅沢は言えないんですが、膝に爆弾を抱えるぼくにとってはヒヤヒヤものの下りで、次第に鼻歌どころではなくなってきました。ただ、両側にロープが張られているので楽は楽なんですけど。
ここに大山滝まで1kmの標識あり
そんなわけで、膝の調子を確かめながら、そろりそろりと下って行くと、今度は吊り橋が現れました。「大山滝吊橋」というらしく、なかなか立派です。これなら高所恐怖症のぼくでも怖くはありませーん。
気持ちいい遊歩道と観瀑台
吊り橋を渡り少し登ると、徐々に平坦な道になってきました。ここは、木々の間から光が差し込む広々とした空間で、急坂とは違い気分がいいです。途中、浅瀬を渡ったりしながらしばらく歩くと、ベンチや観瀑台が見えてきました。そろそろです。
観瀑台から下る途中で
そしてついに・・・滝が目の前に!おぉ、あれが大山滝!2段にくっきり分かれていて、格段とも滝壺をたたえているのが見えます。また、紅葉との調和がとても綺麗です。少しここで眺めた後、よし、それじゃ次は滝壺だということで、観瀑台からさらに下ってみることにしました。
途中、鎖などを使いほぼ垂直に見える崖を降りて行くと、「どー」っという音を響かせながら落ちる下段が間近に現れました。いや、素晴らしい・・。先客が1人いて「ちょっときつい崖ですね〜」と軽く挨拶。お邪魔してしまったようで、すぐに立ち去られましたが・・ごめんなさい。
下段は14mながら迫力があり、U字に削られた落ち口からは、28mの上段が半分くらい顔を覗かせています。また、ここは絶壁の底になるためか俗世から遊離したような感覚になり、何ともいえない心地よい孤独感が滝との密着度を高めてくれます。そういえば、十和田の松見の滝でもこんな感覚になったっけ。
右画像:この崖を降りる
しばらく、写真を撮ったり半洞窟状の窪みに入ったりして遊んだので、最後にアナログのコンパクトカメラで撮ってから上がろうと思いリュックに手を入れると・・あれれ無いですよ?どうやら車に忘れたみたいです。。いつも必ず撮っているし、思い付きで来れる距離じゃないんで、ちょっとショック。でも、また来る口実になったかな?心に残る、素晴らしい滝でした。
観瀑台にあった案内板
周辺の紅葉も綺麗でした
一向平に戻る途中、「鮎返りの滝」があったので寄ってみました。標識がある所から徒歩5分くらいです。落差は9mとのこと。一瞬、2段の滝かと思いましたが上は堰堤でした。
鮎返りの滝 上流は堰堤
関金温泉から大山滝へ向かったが、案内がしっかりしていたので、とくに迷うことなく一向平野営場(キヤンプ場)に着くことが出来た。滝までは、ここから30〜40分程度歩くことになる。遊歩道はよく整備されているが、途中の急坂は少しきつく感じた。それ以外は楽な平坦な道。滝は、観瀑台から眺めることになるが、滝壺まで行くことも出来る。ただし、鎖を使いほぼ垂直に感じる崖を下らなければならない箇所もあるので注意が必要。ちなみに、遊歩道沿いにはトイレがないので一向平野営場で済ませた方が良い。ここには自販機があり、キャンプも出来るようになっている。バーベキュキューハウスでは食事も出来るようだ。