白兎神社 [霊地巡礼/神社仏閣]
【白兎神社】
2009年11月上旬参拝
御祭神:白兎神(はくとしん/うさぎがみ) 配祀:保食神(うけもちのかみ)
宇部神社から宿泊先に向かう途中、時間がありそうだったので白兎神社へ行くことにしました。この神社は、日本神話「因幡の白兎」の舞台といわれる白兎海岸に鎮座しています。
神社へ到着すると、ちょうど隣に道の駅があったのでそこに車を停めてさっそく境内へ。鳥居をくぐって階段を上ると、砂で固めて作った?大国主と八上姫が寄り添う像(何というのかは知りません)があって、目の前には少々意地悪そうな顔のウサギくんも座っています。
右側には大国主命が「白兎神が、ワニザメに皮を剥かれて泣いてるのを見て、御身洗の池の水で体を洗い、ガマの穂にくるまって休んでいるように」と言ったと伝わる蒲の穂が植わっていました。隣の石はガマ石か?
ここからさらに、ウサギが見守る参道を登り、手水舎に入って柄杓を持つと・・ガガガッというノイズ音の後に「大黒様は誰だろう〜」の童謡が流れはじめ、予期せぬ出来事にちょっとびっくり。また、手水舎の右側には御身洗池がありました。ただ、体を洗ったわりには汚いような。。
手水舎を過ぎると、すぐに拝殿が見えました。変な意味はないけど、こじんまりしている印象。参拝した後、神饌所を覗いてみると可愛いウサギのお守りが並んでいて、これを土産にしたら嫁さんが喜びそうだと思ったけど、縁結びの必要はないだろうから買いませんでした。あ、縁というのは色々あるか?
ここは、白兎神が大国主命と八上姫の縁を取りもったことから縁結びの神様といわれています。また、神話の内容から、日本医療発祥の地として病に霊験のある神様でもあるそうです。もちろん、信じるか信じないかはあなた次第デスケド。
あと、本殿には菊の紋章が彫刻されている菊座石(台座の石)があって、全国的に珍しいものなのだそうです。皇室と何らかの関係があったのではないかといわれているとのこと。また、ここら一帯の原生林も国の天然記念物に指定されている珍しいものだそう。
で、ここの狛犬も珍しいらしく、普通は参拝者を見張るように参道側を向いているのに、ここのは社殿を見張るように逆向きになっているのだとか。これは、後で調べて知ったので写真も無く未確認なんですけど、噂によると何かを封じ込めているとかいないとか。真相はいかに?
http://furusato.sanin.jp/p/mysterious/1/58/ ←ここを見ました。
さて、珍しいものづくしの白兎神社でしたが、白兎海岸も見たいと思い歩道橋へ行ってみると・・一眼レフカメラを持ったお爺さんが「ふぁっふぁっふぁっふぁ、あれあれぇ〜〜!」と指を指して笑っています。どうやら、初心者のサーファーがすぐ波に飲まれてしまうのが可笑しいようです。ただ、そのサーファーがどこに居るのかイマイチわからなかったんですが。。
しばらく海を眺めていたら、そのお爺さんは笑いながらどこかへ消えて行きました。白兎が居たという淤岐島も見れたことだし、じゃあ自分もと宿へ向かうことに。
車に乗って信号待ちしてたら大国主と白ウサギの石像があったので、わざわざ降りて写真をパチリ。これ、同じようなのが出雲大社にもあるみたいで、ぼくも行ったことはあるんですが、けっこう前のことなので覚えていません。
2009年11月上旬参拝
御祭神:白兎神(はくとしん/うさぎがみ) 配祀:保食神(うけもちのかみ)
宇部神社から宿泊先に向かう途中、時間がありそうだったので白兎神社へ行くことにしました。この神社は、日本神話「因幡の白兎」の舞台といわれる白兎海岸に鎮座しています。
神社へ到着すると、ちょうど隣に道の駅があったのでそこに車を停めてさっそく境内へ。鳥居をくぐって階段を上ると、砂で固めて作った?大国主と八上姫が寄り添う像(何というのかは知りません)があって、目の前には少々意地悪そうな顔のウサギくんも座っています。
ワタシが縁を取りもった白兎神です
右側には大国主命が「白兎神が、ワニザメに皮を剥かれて泣いてるのを見て、御身洗の池の水で体を洗い、ガマの穂にくるまって休んでいるように」と言ったと伝わる蒲の穂が植わっていました。隣の石はガマ石か?
ここからさらに、ウサギが見守る参道を登り、手水舎に入って柄杓を持つと・・ガガガッというノイズ音の後に「大黒様は誰だろう〜」の童謡が流れはじめ、予期せぬ出来事にちょっとびっくり。また、手水舎の右側には御身洗池がありました。ただ、体を洗ったわりには汚いような。。
参拝者をびびらせる手水舎と御身洗池/右は何故か石が乗ってる鳥居
手水舎を過ぎると、すぐに拝殿が見えました。変な意味はないけど、こじんまりしている印象。参拝した後、神饌所を覗いてみると可愛いウサギのお守りが並んでいて、これを土産にしたら嫁さんが喜びそうだと思ったけど、縁結びの必要はないだろうから買いませんでした。あ、縁というのは色々あるか?
拝殿
ここは、白兎神が大国主命と八上姫の縁を取りもったことから縁結びの神様といわれています。また、神話の内容から、日本医療発祥の地として病に霊験のある神様でもあるそうです。もちろん、信じるか信じないかはあなた次第デスケド。
菊座石
あと、本殿には菊の紋章が彫刻されている菊座石(台座の石)があって、全国的に珍しいものなのだそうです。皇室と何らかの関係があったのではないかといわれているとのこと。また、ここら一帯の原生林も国の天然記念物に指定されている珍しいものだそう。
本殿
で、ここの狛犬も珍しいらしく、普通は参拝者を見張るように参道側を向いているのに、ここのは社殿を見張るように逆向きになっているのだとか。これは、後で調べて知ったので写真も無く未確認なんですけど、噂によると何かを封じ込めているとかいないとか。真相はいかに?
http://furusato.sanin.jp/p/mysterious/1/58/ ←ここを見ました。
由緒等はこちらを参考にして下さい 何となくわかると思います 右は森林について
さて、珍しいものづくしの白兎神社でしたが、白兎海岸も見たいと思い歩道橋へ行ってみると・・一眼レフカメラを持ったお爺さんが「ふぁっふぁっふぁっふぁ、あれあれぇ〜〜!」と指を指して笑っています。どうやら、初心者のサーファーがすぐ波に飲まれてしまうのが可笑しいようです。ただ、そのサーファーがどこに居るのかイマイチわからなかったんですが。。
淤岐島(おきのしま)だと思う ウサギっぽい?
しばらく海を眺めていたら、そのお爺さんは笑いながらどこかへ消えて行きました。白兎が居たという淤岐島も見れたことだし、じゃあ自分もと宿へ向かうことに。
車に乗って信号待ちしてたら大国主と白ウサギの石像があったので、わざわざ降りて写真をパチリ。これ、同じようなのが出雲大社にもあるみたいで、ぼくも行ったことはあるんですが、けっこう前のことなので覚えていません。
国道9号線沿いにある神社。隣に「神話の里 白うさぎ」という道の駅があったので、自分はそこに停めた。神社までは徒歩5〜10分。参道から海も見える。神話に出てくる淤岐島は国道に架かる歩道橋からも眺められる。淤岐島については諸説あるようだ。
宇部神社 [霊地巡礼/神社仏閣]
【宇部神社】因幡国一ノ宮
2009年11月上旬参拝
鳥取県鳥取市国府町宮下字一宮
御祭神:武内宿禰命(たけのうちすくねのみこと)
因幡国一宮宇部神社は、大臣の祖、武内宿禰命をお祀りしている由緒ある神社です。武内宿禰命が360余歳まで生きたという伝承により長寿の神様として知られ、また明治の時代、五円紙幣にお顔が載せられたことから商売繁盛の神様としても崇敬されています。
さて、雨滝から県道31号線をそのまま鳥取市方面へ向かうと、同じ街道沿いに宇部神社の鳥居が見えてきました。そこを右折し境内へ。入口近くに駐車場は無く、坂を登った山の上にあったのでそこに駐車。
いつもならこういう場合、わざわざ下って鳥居をくぐるか参拝後に散策してみるのですが、なんとなく面倒になりパスを決め込むと・・由緒謂れのある手水までパスしてしまいました。一応、後で気が付き清めましたが(・・遅いか)。
ここの手水は七宝水(しっぽうすい)といい、百人一首にも詠まれた稲葉山の清水を神社まで引いたもので、病に効き美人になれる霊験あらかたな水なのだそうです。七つの効きめがあるらしけど、他の5つはわかりません。
で、ここの社殿はとても綺麗です。陽の光が当てってキラキラ輝いて見えます。両側には、大きな木がそびえていて、まるで神棚に置く榊のようです。なんというか、清潔感があって明るい印象です。社殿のある境内はそれほど大きくないですが、配置的によくまとまってる感もあります。
お参りでは、さっそく商売繁盛のお願いを・・というのは冗談で、とりあえず1日が無事で終わるよう心掛けることを報告しときました。ぼくは、神社で具体的に何かをお願いするというのは、ほとんどないので。ほとんどですから、たまにはあるんですけどね。
参拝後は、いつものように境内散策です。社殿の左奥から階段を登ると、ちょうど本殿の裏手に「双履石」という石がお祀りされていました。ここで終焉を迎えた武内宿禰命が残した霊石とのことですが、地下に竪穴式の石室が発見され古墳の一部が露出したものと判明したそう。ただ、ネットで拾った情報なので詳細はわかりません。
ところで、何よりすごいと思うのは武内宿禰命の寿命です。嘘か本当か360余歳だったというから驚きです。一応、終焉の地とされてますが『因幡国風土記』逸文には「行方知らずになった」と書かれているみたいですから、もしかしてトンズラしてさらに長生きしたとも考えられます。武内宿禰って人間だったのだろうか、とか考えちゃいますね。まず360歳とかありえませんけど。
他にも境内社(国府神社)などがありますが、宇部神社公式H.Pの境内図を見てみて下さい。もしくは、お参りしてみて下さい。実は、福徳の亀(石)や飛躍の鳥(?)といったものは見逃してしまいました。ぜんぜん覚えていません。
2009年11月上旬参拝
鳥取県鳥取市国府町宮下字一宮
御祭神:武内宿禰命(たけのうちすくねのみこと)
因幡国一宮宇部神社は、大臣の祖、武内宿禰命をお祀りしている由緒ある神社です。武内宿禰命が360余歳まで生きたという伝承により長寿の神様として知られ、また明治の時代、五円紙幣にお顔が載せられたことから商売繁盛の神様としても崇敬されています。
境内参道の入口 右側の舗装道路を登ると駐車場(帰りに撮ったもの)
さて、雨滝から県道31号線をそのまま鳥取市方面へ向かうと、同じ街道沿いに宇部神社の鳥居が見えてきました。そこを右折し境内へ。入口近くに駐車場は無く、坂を登った山の上にあったのでそこに駐車。
参道の鳥居と階段(帰りに撮ったもの)
いつもならこういう場合、わざわざ下って鳥居をくぐるか参拝後に散策してみるのですが、なんとなく面倒になりパスを決め込むと・・由緒謂れのある手水までパスしてしまいました。一応、後で気が付き清めましたが(・・遅いか)。
七宝水の手水舎と説明書き
ここの手水は七宝水(しっぽうすい)といい、百人一首にも詠まれた稲葉山の清水を神社まで引いたもので、病に効き美人になれる霊験あらかたな水なのだそうです。七つの効きめがあるらしけど、他の5つはわかりません。
で、ここの社殿はとても綺麗です。陽の光が当てってキラキラ輝いて見えます。両側には、大きな木がそびえていて、まるで神棚に置く榊のようです。なんというか、清潔感があって明るい印象です。社殿のある境内はそれほど大きくないですが、配置的によくまとまってる感もあります。
右は由緒書き(クリックで拡大)
お参りでは、さっそく商売繁盛のお願いを・・というのは冗談で、とりあえず1日が無事で終わるよう心掛けることを報告しときました。ぼくは、神社で具体的に何かをお願いするというのは、ほとんどないので。ほとんどですから、たまにはあるんですけどね。
双履石
参拝後は、いつものように境内散策です。社殿の左奥から階段を登ると、ちょうど本殿の裏手に「双履石」という石がお祀りされていました。ここで終焉を迎えた武内宿禰命が残した霊石とのことですが、地下に竪穴式の石室が発見され古墳の一部が露出したものと判明したそう。ただ、ネットで拾った情報なので詳細はわかりません。
亀金岡 武内宿禰命終焉の地の石碑と双履石の説明書き
ところで、何よりすごいと思うのは武内宿禰命の寿命です。嘘か本当か360余歳だったというから驚きです。一応、終焉の地とされてますが『因幡国風土記』逸文には「行方知らずになった」と書かれているみたいですから、もしかしてトンズラしてさらに長生きしたとも考えられます。武内宿禰って人間だったのだろうか、とか考えちゃいますね。まず360歳とかありえませんけど。
本殿
他にも境内社(国府神社)などがありますが、宇部神社公式H.Pの境内図を見てみて下さい。もしくは、お参りしてみて下さい。実は、福徳の亀(石)や飛躍の鳥(?)といったものは見逃してしまいました。ぜんぜん覚えていません。
境内の様子と赤い橋
鳥取市の国府町にある因幡国一宮。県道31号から少し入った稲葉山の麓に鎮座する。駐車場は社殿がある高台にある。そこ以外はわからない。毎年の例祭では「神幸祭」が行われ無形文化財の「麒麟獅子舞」が奉納されるという。