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東京散策 愛宕神社 [霊地巡礼/神社仏閣]

【愛宕神社】
 2010年3月中旬参拝

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鎮座地:東京都港区愛宕1−5−3
御祭神:火産霊命(ほむすびのみこと※主祭神)
    罔象女命(みずはのめのみこと・水の神)大山祇命(おおやまづみのみこと・山の神)
    日本武尊(やまとたけるのみこと・武徳の神)

入口
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休日に、嫁さんと東京タワー周辺を散策してきました。この頃、ぽかぽか陽気で散歩日和が続いています。

出世の階段(男坂)
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都営三田線の御成門駅を降り、まずは標高26mの山頂(愛宕山)に御鎮座する愛宕神社へ。ここは「出世の階段(男坂)」という傾斜がきつ〜い階段を上ってお参りします。右脇にも緩めの女坂がありますが、見た目はそれほど変わらない感じ。ちなみに愛宕山は23区内で一番高い天然の山だそうです。

くわしくはこちらで→http://www.atago-jinja.com/index.htm

境内の様子
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出世するのはキツイってことなんだなと思いつつ坂を上りきると、正面に赤い門が見えてきました。その先に拝殿も見えます。

門の扉にあった徳川家の家紋
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ここの主祭神は火産霊命(ほむすびのみこと)で、徳川家康が江戸の防火神として祀ったのが始まりだそうです。他、社殿に火産霊命(ほむすびのみこと※主祭神)・罔象女命(みずはのめのみこと・水の神)大山祇命(おおやまづみのみこと・山の神)・日本武尊(やまとたけるのみこと・武徳の神)もお祀りされています。また、家康が天下取りの願掛けをした地蔵菩薩もお祀りしているそうです。

拝殿
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由緒書き
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お参りしてから、嫁さんが上を指差すので見てみると、屋根の部分にハート型の切り抜きがありました。後で調べたら縁結びの御利益もあるようです。たしか、東京大神宮にもハート型の金具があって女性に大人気なんですよね。ちなみに、拝殿手前に「招き石」という石があって撫でると福が付くそうですよ。

招き石
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拝殿の右側には末社の「太郎坊社」「福寿稲荷社」「大黒天社」が並んでいます。その先にはお守り等の授与所があります。何となく、おみくじを引いてみたら大吉でした。

左画像:奥から「太郎坊社」「福寿稲荷社」「大黒天社」/右画像:福寿稲荷社の鳥居
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眠いにゃん
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ここの境内には池があってカラフルな鯉が泳いでいます。昔は、ここに児盤水(こばんすい)という名水が湧き出ていたそうですが今は涸れてしまっているようです。池の畔には弁天社もお祀りされていました。

愛宕の池
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児盤水の説明書きと弁天社
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愛宕神社は歴史的舞台の場でもあり、井伊直弼を討った水戸浪士の集結場所であったり、西郷隆盛と勝海舟がここの山に登って江戸の町を眺めて無血開城を決めたともいわれているそうです。今はビルに囲まれていますが、当時は富士山や房総半島も見えたそうですよ。

よくわからないけど梅みたいです
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神社の隣に茶屋があったので一服したかったのだけれど、嫁さんに却下されたので次の目的地の増上寺へ。ここは何だか気分が落ち着く神社で個人的に癒されました。またぷらっと来たいと思います。
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筑波山の梅まつり [旅行・観光]

【筑波山の梅まつり】2010年2月20日

筑波山神社を後にし、お隣で開催されていた梅まつりへ行ってみました。ちょうど初日に当たってラッキーです。

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会場は大変ロケーションが良く、斜面に咲く梅越しに関東平野が見渡せました。

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この日は、まだ紅梅のみで5分咲き程度でしたが、もう少したら白梅も咲き始めて一面花園になるんでしょうね。おそらく、週末は混雑するんでしょうけど。。

茅葺き屋根の展望所もある
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展望所から
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梅の花見はひさびさでしたが、会場中に甘〜い香りが漂っていて何だか幸せな気分になれました。今年は3月22日までやっているそうです。

参考:http://www.umematsuri.jp/(資料のダウンロードも出来ます。)

大鳥居 ここを左折すると市営第3駐車場
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帰りに、沼田屋というおまんじゅう屋さんに寄ってみました。カリントウまんじゅうが人気みたいでしたが、生産が追いつかず1時間待ちとのことで断念zzz。仕方ないので違う種類のまんじゅうを買って帰路へ。でも、美味しかったですよ〜。

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梅まつりへは市営第1駐車場に停めるのが近い。ぼくらは筑波山神社も寄ったので、ちょうど中間にある市営第3駐車場へ停めた。ここからは未舗装路を10分程度歩くことになる。会場は無料。駐車料金は500円だった。見頃の週末は混雑すると思われる。

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筑波山神社 [霊地巡礼/神社仏閣]

【筑波山神社】
 2010年2月20日参拝

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茨城県つくば市筑波1番地
御祭神:筑波男大神(伊弉諾尊)・・男体山 
    筑波女大神(伊弉冊尊)・・女体山

筑波山神社は、筑波山を御神体とする神社で、いにしえから山岳信仰の場として栄えた古社です。男体山と女体山の山頂に本殿があり、筑波男大神(伊弉諾尊)と筑波女大神(伊弉冊尊)をお祀りしています。
http://www.tsukubasanjinja.jp/(筑波山神社H.P)

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さて、筑波山を下山し筑波山神社をお参りすることにしました。今回で2度目ですが、だいぶ前の事なのでよく覚えておらず何だか初めて来たような感じです。たぶん、15年以上は経っているんじゃないかと。

御神橋
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鳥居をくぐってすぐに、朱色の御神橋(県指定文化財)がありました。開放時期にしか渡れないみたいですが、豪勢な造りになっています。三代将軍家光の寄進で五代将軍綱吉が改修したものだそう。

隋神門
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クリックで拡大
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御神橋を過ぎると隋神門がありました。寛永10年11月(1633)に三代将軍家光が寄進し、幾度かの焼失後、文化8年(1811)に再建されたものだそうです。歴史を感じる門で、左右には倭建命(左)と豊木入日子命(右)の像が立っています。

ガマの油売り口上
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ここで、門の隣でやっていた「ガマの油売り口上」を見学。腕に刀傷を作り、そこにガマの油を塗るとたちまち傷が治ってしまうという大道芸で、ガマ油をとる方法や効能も語られます。もちろん、刀傷は偽物でガマ油も売るわけではないのですが、話が面白くて思わず見入ってしまいました。観光と伝統の保存が目的なんでしょうねっ。

ところでガマの油とは何ぞや?
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見学していた場所のすぐ後ろ(隋神門右手)には、樹齢約800年、周囲9.8m、高さ32mの大杉がそびえていました。これがとんでもなく太くて根回りがしっかりしているんです。まさに神様が宿る木という感じ。パワスポ巡りも流行っているようですし、ここに来たらぜひ近くで見てみて欲しいです。

筑波山神社の大杉
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大杉を見た後、拝殿でお参りしました。大きな鈴が付いているのが印象的で、社殿の後ろに筑波山がそびえています。また、本殿は筑波山の山頂にあり(男体山と女体山)、筑波山自体が境内とされています。

拝殿
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buroguRIMG0589.jpg buroguRIMG0585.jpg※本殿の画像は前記を参照してください
http://hmhm.blog.so-net.ne.jp/2010-02-21

ここでは結婚式が挙げられるようで、ちょうど白無垢姿のお嫁さんがいらっしゃいました。こういう場面に出くわすと、なぜかラッキーって思うんですよね。

マルバクス
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お参りを済ませた後は、いつものように境内散策をしてみました。社殿右側には「マルバクス(丸葉楠」という珍しい木が立っていて、筑波山神社H.Pによると、ここ以外では福岡県の太宰府に1本確認されているだけだとか。落ち葉を見たら、たしかに丸い葉でした。

拝殿(正面と裏側)
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日枝神社・春日神社本殿と由緒書き
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マルバクスからさらに進んで行くと、日枝神社と春日神社が並んでいました。朱色をしていて江戸時代のものらしいです。小さいながらも歴史を感じる社殿ですので、ぐるっと1周してみるのがお勧めです。

愛宕神社
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楠木正勝のお墓
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さらに奥へ進んで行くと、ねじり曲がった木の向こうに楠木正勝(楠木正成の孫)のお墓と愛宕神社がありました。ここは、磐座的な雰囲気があってちょっと神秘的な場所です。小さな祠もありましたが名称は不明。

厳島神社
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由緒書きと裏手の木
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ここで拝殿へ戻り、反対側へ行ってみることにしました。こちらには厳島神社がひっそりと鎮座していて、社殿には見事な彫刻が施されていました。裏手には盆栽を大きくしたような木が人知れず立っています。ちなみに、ケーブルカー方面に出世稲荷神社があったみたいでしたが見逃してしまいました。

宇宙の卵と案内図(クリックで拡大)
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つくば万博で飾られたという「宇宙の卵」というのもありまして、中学生の時に何度か行った事を思い出しました。近未来的で宇宙を感じる万博だったように思います。ところで何故ここにあるんでしょうね?ついつい深読みしそうです。

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さすがに小学生には長居できなかったようで、ここらで切り上げることにしました。近くのお店でお土産を物色してから隣で開催されている「梅まつり」へ。たまたまですけど、良い時期にお参りできたようです。


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