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筑波山にて [自然]

【筑波山】2010年2月20日

つつじヶ丘の土産屋前にて
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久しぶりに筑波山へ行ってきました。急遽甥っ子たちを連れていくことになったので、つつじヶ丘駅からロープウェイでの登頂です。本当は奇石・巨石を見ながら白雲橋コースか、おたつコースを歩きたかったんですけど小さいのも居ましたので今回は断念ですzzz..。

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さっそくロープウェイに乗り込み女体山駅へ。わずか6分で着いてしまいます。子供らは初めてだったようでロープウェイに大喜び。

女体山駅の展望台
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この日はまずまずの晴天で、女体山駅の展望台から眺める景色は最高でした。広〜い関東平野が一望でき、かすかに富士山も見えました。東の方角には霞ヶ浦も望めます。ちょっと靄がかっていましたけど、快晴時には東京の高層ビルも見渡せるらしいですよ。

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関東平野 右端には富士山が(よくわからないけれど)
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男体山方面
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展望台から女体山へ移動し山頂へ。ここの標高は877mで、筑波山の最高峰になります。また、ここには筑波山神社の本殿があり筑波女大神(イザナミノミコト)をお祀りしています。

筑波山神社本殿(女体山)
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ここから眺める景色も絶景で、すげー!の一言です。ただ、先日降った雪が残っていて、日が当たらない所はアイスバーン化しているので滑る滑る。甥らが調子に乗るので気が気でなかったです。

山頂にて見ず知らずの方をモデルにパチリ
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そういえば、以前にも友人らと登ったことがあるんですけど、その時は霧が出ていて何も見えないことをいいことに、ここの岩の上でアクロバチックなことをした記憶があります。今思えば恐ろしいことです(高所恐怖症なので)。

眼下に、つつじヶ丘駅が見えた
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ちなみに、前回は御幸ヶ原コース(筑波山神社→御幸ヶ原)を軽い気持ちで登りましたが、水すら携行していなかったのでとても疲労したことを覚えています。意外とこのコースは急勾配なので、低い山だと思って舐めていると痛い目に遭うんですよね。15年以上も前のことですが、今でも良い教訓になっていますzzz。

左:山道はどこもこんな状態(画像は山頂手前の階段) 右:コース案内(クリックで拡大)
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さて、あらかじめ山道のアイスバーン化を予測していたので、ここで降りた方が無難だなと考えていましたが、せっかっくだから男体山も行きたいという甥っ子らの熱意に負けて?とりあえず転んだら小遣いから罰金徴収という条件で行ける所まで行くことにしました。まわりの登山者は皆、アイゼン等を付けているんですけどね・・。

☆こういう日に歩く場合、アイゼン等の滑り止めがないときついと思います。怪我します。

ガマ石(左)とセキレイ石(右)
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慎重に足を置きながら進んで行くと、ガマ石というカエルに似た奇石がありました。たしかにカエルに似ています。次に、セキレイ石というのもありましたが、雪を冠っていてイマイチ全体がよくわかりませんでした。

御幸ヶ原にて この後雪合戦を始める(‐ ‐;)
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やっとのことでケーブルカーの駅がある御幸ヶ原に着き、ここで持ってきたお弁当を広げることにしました。オフシーズンの為か、意外と人がまばらで空いています。とはいえ日陰のテーブルしか空いていなく寒い寒い言いながらの昼食でした。

男体山山頂にある筑波山神社本殿(男体山)
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お昼の後は、男体山へ登りました。こちらは標高871mで女体山より若干低く、見晴らしもイマイチな感じです。ここにも筑波山神社の本殿があり、筑波男大神(イザナギノミコト)をお祀りしています。

女体山方面
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ちょっと下った所にある立身石と御海(万病に効く霊水といわれる)も見たかったんですが、雪道は疲れるのでやめておきました。というより、転ぶリスクを少なくしたいというのが本音。3人も預かっているので。。

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最後に、雪だるまを適当に作ってから女体山駅へ戻ることにしました。子供らは一度も転ぶこともなく無事ロープウェイに到着。何だかんだで4時間近く上に居ましたが、やれやれ一安心って感じです。逆に雪国育ちの嫁さんが思いっきりコケていましたが。。ひょっとして大人の方が危ないかも!?

つつじヶ丘の土産屋にあった「ガマ洞窟」キッチュで妖しい〜
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当初は、出入船石や北斗石、弁慶七戻りといった奇石・巨石が見たくて企画したハイクでしたが、また今度の機会にしようと思います。ここは、東京からだと2時間前後で着いてしまうので、けっこう近場な100名山なんですよね。
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大宮 氷川神社 [霊地巡礼/神社仏閣]

【氷川神社】武蔵国一宮
 2010年1月下旬参拝
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 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町
 御祭神:須佐之男命 稲田姫命 大己貴命

週末、友達と一緒に大宮の氷川神社へお参りしてきました。家から電車で1時間くらいなので、それほど遠くはないんですけど、今回が初めての参拝になります。

左:二の鳥居      右:三の鳥居(境内入口)
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左:境内入口手前の出店   右:境内図(クリックで拡大)
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大宮駅から二の鳥居まで出て、真っすぐのびる参道をひたすら歩いていくと境内入口に到着。週末だからか、入口手前には出店も出ていて活気があります。ちなみに、ここの参道は一の鳥居からだと2kmもあるそう。

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三の鳥居をくぐると、広い境内が目に飛び込んできて、さすが武蔵国一宮という感じ。末社や神楽殿などが点在しています。

左:神池   右:神橋
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楼門
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見沼の名残りという神池に架かる神橋を渡ると、楼門がありました。大きくて立派な門です。ちなみに見沼とは、かつて現在のさいたま市から川口市にかけて広がっていた巨大な沼のことだそう。

左:境内の様子    右:舞殿
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楼門をくぐると、正面に舞殿、奥に拝殿がありました。正式参拝する人が多いらしく、神札授与所にはたくさんの人が並んでいます。

拝殿
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さっそく参拝してから、おみくじを引いてみたところ「吉」でした。近々、良いことがあるらしいですが、さてどうなるか。

ここで、境内にあった由緒を抜粋してみたいと思います。

由緒
 氷川神社は今から凡そ二千有余年前、第五代孝昭天皇の御代三年 四月未の日の御創立と伝えられます。当神社は、歴朝の御崇敬・武将 の尊敬も篤く、景行天皇の御代日本武尊は東夷鎮圧の祈願をなされ、 成務天皇の御代には出雲族の兄多毛比命が朝命により武蔵国造となっ て氷川神社を専ら奉崇し、善政を布かれてから益々神威輝き、格式 高く聖武天皇の御代武蔵一宮と定められ、醍醐天皇の御代に制定され た延喜式神名帳には名神大社として、月次新嘗案上の官幣に預り 又臨時祭にも奉幣に預っています。武家時代になってからは鎌倉、 足利、徳川の各将軍家等相継いで尊仰し、奉行に命じて社殿を造営し 社領を寄進する等、祭祀も厳重に行われていました。

 明治の御代に至っては明治元年、都を東京に遷され当社を武蔵国の 鎮守・勅祭の社と御定めになり天皇御親ら祭儀を執り行われました。 次いで明治四年には官幣大社に列せられました。

 昭和九年昭和天皇御親拝、昭和三十八年今上陛下が皇太子時に 御参拝になられ、昭和四十二年十月、明治天皇御親祭百年大祭が執り 行われ社殿、その他の諸建物の修復工事が完成し、十月二十三日 昭和天皇・皇后両陛下御揃いで親しく御参拝になられました。昭和 六十二年七月には天皇・皇后両陛下(当時皇太子・同妃殿下)が 御参拝になられました。

由緒等(クリックで拡大)
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古くから皇族や武将に崇敬されていたことがわかりますね。一説によると、出雲族が武蔵国に移り住んだのが起源といわれています。また、氷川は出雲にある斐伊川に由来しているとか。氷川神社の分社は荒川流域に多いですが、荒川を斐伊川に見立てたのかもしれません、暴れ川(八岐大蛇)として。元々は見沼の水神を祀っていたのが始まりとも。

なお、氷川神社は大宮区の「氷川神社」、見沼区の「中山神社」(中氷川神社)、緑区の「氷川女体神社」の三社を総じて氷川神社という説もあるそうです。同間隔で一直線に並んでいるらしく、非常に面白いです。また、大宮の氷川神社、所沢の中氷川神社、奥多摩の奥氷川神社も本社・中社・奥社の関係で一直線に並んでるとも聞きます(他サイト参考)。氷川女体神社には、見沼の龍神伝説があるそうですが、またの機会にしたいと思います。

左:門客人神社と御嶽神社      右:松尾神社
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さて、拝殿にてお参りした後、境内にある摂社や末社へ行ってみました。まずは、社殿右側にある門客人神社と御嶽神社をお参り。鬱蒼とした雰囲気があって、なかなか神秘的です。

左:六社  右:案内図
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次に、六社(山祇神社・石上神社・愛宕神社・雷神社・住吉神社・神明神社)、松尾神社にも参拝。おみくじに、住吉の神を信仰しろとあったので、六社で入念に手を合わせてみました。

宗像神社
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印象深かったのが、神池に浮かぶ宗像神社。池の中にある感じで、実に気持ちが良い場所に御鎮座しています。ここは、椅子に座って池を眺められるしお勧めスポットです。

左:稲荷神社  右:天津神社
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もう一つ印象深かったのが、稲荷神社。伏見稲荷みたく赤い鳥居が並んでいて、社殿の中を覗くと覆い屋造りみたくなっていました。ちょっと妖し気な?雰囲気。社殿手前には猿田彦の石碑みたいなのもありました。次に、天津神社へも参拝。

額殿(左)と額(右)
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一通りお参りした後、額殿と神楽殿へ行ってみました。額殿は江戸時代のものらしく、古い建築物のようです。なんだか感心しました。ちなみに、神楽殿の画像はありませんzzz。

天満神社
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お参りと散策を終え、駅に向かい参道を歩いていたら天満神社があったので寄ってみました。菅原道真公をお祀りしているようです。すぐ側に花が咲いていて、いい香りがしました。もうそろそろ春ですねっ。



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