筑波山神社 [霊地巡礼/神社仏閣]
【筑波山神社】
2010年2月20日参拝
茨城県つくば市筑波1番地
御祭神:筑波男大神(伊弉諾尊)・・男体山
筑波女大神(伊弉冊尊)・・女体山
筑波山神社は、筑波山を御神体とする神社で、いにしえから山岳信仰の場として栄えた古社です。男体山と女体山の山頂に本殿があり、筑波男大神(伊弉諾尊)と筑波女大神(伊弉冊尊)をお祀りしています。
http://www.tsukubasanjinja.jp/(筑波山神社H.P)
さて、筑波山を下山し筑波山神社をお参りすることにしました。今回で2度目ですが、だいぶ前の事なのでよく覚えておらず何だか初めて来たような感じです。たぶん、15年以上は経っているんじゃないかと。
鳥居をくぐってすぐに、朱色の御神橋(県指定文化財)がありました。開放時期にしか渡れないみたいですが、豪勢な造りになっています。三代将軍家光の寄進で五代将軍綱吉が改修したものだそう。
御神橋を過ぎると隋神門がありました。寛永10年11月(1633)に三代将軍家光が寄進し、幾度かの焼失後、文化8年(1811)に再建されたものだそうです。歴史を感じる門で、左右には倭建命(左)と豊木入日子命(右)の像が立っています。
ここで、門の隣でやっていた「ガマの油売り口上」を見学。腕に刀傷を作り、そこにガマの油を塗るとたちまち傷が治ってしまうという大道芸で、ガマ油をとる方法や効能も語られます。もちろん、刀傷は偽物でガマ油も売るわけではないのですが、話が面白くて思わず見入ってしまいました。観光と伝統の保存が目的なんでしょうねっ。
見学していた場所のすぐ後ろ(隋神門右手)には、樹齢約800年、周囲9.8m、高さ32mの大杉がそびえていました。これがとんでもなく太くて根回りがしっかりしているんです。まさに神様が宿る木という感じ。パワスポ巡りも流行っているようですし、ここに来たらぜひ近くで見てみて欲しいです。
大杉を見た後、拝殿でお参りしました。大きな鈴が付いているのが印象的で、社殿の後ろに筑波山がそびえています。また、本殿は筑波山の山頂にあり(男体山と女体山)、筑波山自体が境内とされています。
※本殿の画像は前記を参照してください
http://hmhm.blog.so-net.ne.jp/2010-02-21
ここでは結婚式が挙げられるようで、ちょうど白無垢姿のお嫁さんがいらっしゃいました。こういう場面に出くわすと、なぜかラッキーって思うんですよね。
お参りを済ませた後は、いつものように境内散策をしてみました。社殿右側には「マルバクス(丸葉楠」という珍しい木が立っていて、筑波山神社H.Pによると、ここ以外では福岡県の太宰府に1本確認されているだけだとか。落ち葉を見たら、たしかに丸い葉でした。
マルバクスからさらに進んで行くと、日枝神社と春日神社が並んでいました。朱色をしていて江戸時代のものらしいです。小さいながらも歴史を感じる社殿ですので、ぐるっと1周してみるのがお勧めです。
さらに奥へ進んで行くと、ねじり曲がった木の向こうに楠木正勝(楠木正成の孫)のお墓と愛宕神社がありました。ここは、磐座的な雰囲気があってちょっと神秘的な場所です。小さな祠もありましたが名称は不明。
ここで拝殿へ戻り、反対側へ行ってみることにしました。こちらには厳島神社がひっそりと鎮座していて、社殿には見事な彫刻が施されていました。裏手には盆栽を大きくしたような木が人知れず立っています。ちなみに、ケーブルカー方面に出世稲荷神社があったみたいでしたが見逃してしまいました。
つくば万博で飾られたという「宇宙の卵」というのもありまして、中学生の時に何度か行った事を思い出しました。近未来的で宇宙を感じる万博だったように思います。ところで何故ここにあるんでしょうね?ついつい深読みしそうです。
さすがに小学生には長居できなかったようで、ここらで切り上げることにしました。近くのお店でお土産を物色してから隣で開催されている「梅まつり」へ。たまたまですけど、良い時期にお参りできたようです。
2010年2月20日参拝
茨城県つくば市筑波1番地
御祭神:筑波男大神(伊弉諾尊)・・男体山
筑波女大神(伊弉冊尊)・・女体山
筑波山神社は、筑波山を御神体とする神社で、いにしえから山岳信仰の場として栄えた古社です。男体山と女体山の山頂に本殿があり、筑波男大神(伊弉諾尊)と筑波女大神(伊弉冊尊)をお祀りしています。
http://www.tsukubasanjinja.jp/(筑波山神社H.P)
さて、筑波山を下山し筑波山神社をお参りすることにしました。今回で2度目ですが、だいぶ前の事なのでよく覚えておらず何だか初めて来たような感じです。たぶん、15年以上は経っているんじゃないかと。
御神橋
鳥居をくぐってすぐに、朱色の御神橋(県指定文化財)がありました。開放時期にしか渡れないみたいですが、豪勢な造りになっています。三代将軍家光の寄進で五代将軍綱吉が改修したものだそう。
隋神門
クリックで拡大
御神橋を過ぎると隋神門がありました。寛永10年11月(1633)に三代将軍家光が寄進し、幾度かの焼失後、文化8年(1811)に再建されたものだそうです。歴史を感じる門で、左右には倭建命(左)と豊木入日子命(右)の像が立っています。
ガマの油売り口上
ここで、門の隣でやっていた「ガマの油売り口上」を見学。腕に刀傷を作り、そこにガマの油を塗るとたちまち傷が治ってしまうという大道芸で、ガマ油をとる方法や効能も語られます。もちろん、刀傷は偽物でガマ油も売るわけではないのですが、話が面白くて思わず見入ってしまいました。観光と伝統の保存が目的なんでしょうねっ。
ところでガマの油とは何ぞや?
見学していた場所のすぐ後ろ(隋神門右手)には、樹齢約800年、周囲9.8m、高さ32mの大杉がそびえていました。これがとんでもなく太くて根回りがしっかりしているんです。まさに神様が宿る木という感じ。パワスポ巡りも流行っているようですし、ここに来たらぜひ近くで見てみて欲しいです。
筑波山神社の大杉
大杉を見た後、拝殿でお参りしました。大きな鈴が付いているのが印象的で、社殿の後ろに筑波山がそびえています。また、本殿は筑波山の山頂にあり(男体山と女体山)、筑波山自体が境内とされています。
拝殿
※本殿の画像は前記を参照してください
http://hmhm.blog.so-net.ne.jp/2010-02-21
ここでは結婚式が挙げられるようで、ちょうど白無垢姿のお嫁さんがいらっしゃいました。こういう場面に出くわすと、なぜかラッキーって思うんですよね。
マルバクス
お参りを済ませた後は、いつものように境内散策をしてみました。社殿右側には「マルバクス(丸葉楠」という珍しい木が立っていて、筑波山神社H.Pによると、ここ以外では福岡県の太宰府に1本確認されているだけだとか。落ち葉を見たら、たしかに丸い葉でした。
拝殿(正面と裏側)
日枝神社・春日神社本殿と由緒書き
マルバクスからさらに進んで行くと、日枝神社と春日神社が並んでいました。朱色をしていて江戸時代のものらしいです。小さいながらも歴史を感じる社殿ですので、ぐるっと1周してみるのがお勧めです。
愛宕神社
楠木正勝のお墓
さらに奥へ進んで行くと、ねじり曲がった木の向こうに楠木正勝(楠木正成の孫)のお墓と愛宕神社がありました。ここは、磐座的な雰囲気があってちょっと神秘的な場所です。小さな祠もありましたが名称は不明。
厳島神社
由緒書きと裏手の木
ここで拝殿へ戻り、反対側へ行ってみることにしました。こちらには厳島神社がひっそりと鎮座していて、社殿には見事な彫刻が施されていました。裏手には盆栽を大きくしたような木が人知れず立っています。ちなみに、ケーブルカー方面に出世稲荷神社があったみたいでしたが見逃してしまいました。
宇宙の卵と案内図(クリックで拡大)
つくば万博で飾られたという「宇宙の卵」というのもありまして、中学生の時に何度か行った事を思い出しました。近未来的で宇宙を感じる万博だったように思います。ところで何故ここにあるんでしょうね?ついつい深読みしそうです。
さすがに小学生には長居できなかったようで、ここらで切り上げることにしました。近くのお店でお土産を物色してから隣で開催されている「梅まつり」へ。たまたまですけど、良い時期にお参りできたようです。