赤城温泉郷 旅籠 忠治館 [温泉]
【旅籠 忠治館】(群馬県前橋市苗ヶ島町203)
2011年2月下旬
温泉旅行を企画したものの、急に思い立ったのでなかなか条件に合った宿がみつからず、赤城はどうかなとネット検索したところ忠治館さんが空いていたのでそのまま予約。失礼ながら、前々からお隣の「滝沢温泉 滝沢館」さんに宿泊してみたいと思っていたので希望の宿というわけでは無かったんですが、忠治館さんも雰囲気が良さそうだしまぁいいかということで。
赤城神社に参拝後、早々と4時台にチェックイン。だいたい、ぼくは旅行に行くと夕方までフル観光しているので4時台のチェックインは早い方なのです。
忠治館さんは、江戸時代の農家をイメージしているみたいで、館内に入ると土間が広がり昔の民具なども置かれていて、たしかに和な雰囲気がぷんぷん漂ってきます。
感じの良いおかみさんに案内され、広い庭が眺められる長い廊下を歩いて行くと、ちょっと太めのネコちゃんが日向ぼっこしていました。眠そうでしたが愛嬌があって可愛い〜。
客間がある廊下は天井が高く、ちょっと暗めの照明で落ち着いた雰囲気。各部屋には国定忠次の子分の名前が付いています(国定忠次とは、江戸時代後期の侠客)。
部屋に通されると、これまた時代劇に出てくるような造りになっていて凝っているなぁ〜という印象。ぼくらは山側の部屋でしたが、窓から竹林が見えて雰囲気も良いです。夜は、竹林がライトアップされていました。
ちょっと部屋で休憩し、とりあえず夕食前にお風呂だろってことで、まずは露天風呂へ。
露天風呂は、とても開放感があって気持ちがいいです。当日は、宿泊客が少ない為かあまりバティングすることもなく貸し切り状態で入れました。静かにのんびり1人で広い湯槽に漬かるのは気分がいいもんです。夜は、オリオン座などが見え星が綺麗でした。ちなみに谷の方を覗くと小さい滝が見えます。ライトアップもされていました。
ここのお湯は、わずかに黄色がかった無味無臭で特徴のない印象。宿にあった温泉分析書を見ると赤城温泉の「新島の湯」が源泉と記載されていて、同じ源泉を利用している宿は茶色のお湯みたいですからかけ流しではないと思われます。温泉にこだわりがある人にはイマイチかな?
お風呂でゆっくりした後は、おまちかねの夕食です。廊下に響く太鼓の音が、ごはんだよーの合図です。ちなみに、ここはスリッパが無い宿なので素足か用意されている足袋を履いて食事処へ向かいます。
携帯で撮った荒い画像しかありませんが…薬膳鍋がとっても美味しかったですよ〜。野菜を入れた後、もち豚はしゃぶしゃぶで。朝食も美味しかったです。朝からご飯おかわりしちゃいました。
次の日、起きてみたら快晴でした。今日はこの後、滝沢の不動大滝までハイキングです。氷瀑が見たくて来たけれど、最近暖かいから凍ってないだろーなーっと…。それにしても、忠治館さんは雰囲気がばつぐんの宿でした。素朴で和モダンな空間が日常を忘れさせてくれ、のんびり過ごすことができました。
アクセスは忠治館さんのH.Pからどうぞ。
http://www.chujikan.com/access.html
2011年2月下旬
温泉旅行を企画したものの、急に思い立ったのでなかなか条件に合った宿がみつからず、赤城はどうかなとネット検索したところ忠治館さんが空いていたのでそのまま予約。失礼ながら、前々からお隣の「滝沢温泉 滝沢館」さんに宿泊してみたいと思っていたので希望の宿というわけでは無かったんですが、忠治館さんも雰囲気が良さそうだしまぁいいかということで。
フロント
赤城神社に参拝後、早々と4時台にチェックイン。だいたい、ぼくは旅行に行くと夕方までフル観光しているので4時台のチェックインは早い方なのです。
玄関の土間
忠治館さんは、江戸時代の農家をイメージしているみたいで、館内に入ると土間が広がり昔の民具なども置かれていて、たしかに和な雰囲気がぷんぷん漂ってきます。
客間へ至る長い廊下(客間方面から)
感じの良いおかみさんに案内され、広い庭が眺められる長い廊下を歩いて行くと、ちょっと太めのネコちゃんが日向ぼっこしていました。眠そうでしたが愛嬌があって可愛い〜。
のび〜
きりっ
客間がある廊下は天井が高く、ちょっと暗めの照明で落ち着いた雰囲気。各部屋には国定忠次の子分の名前が付いています(国定忠次とは、江戸時代後期の侠客)。
黒光りする客間の廊下
部屋に通されると、これまた時代劇に出てくるような造りになっていて凝っているなぁ〜という印象。ぼくらは山側の部屋でしたが、窓から竹林が見えて雰囲気も良いです。夜は、竹林がライトアップされていました。
部屋の様子
ちょっと部屋で休憩し、とりあえず夕食前にお風呂だろってことで、まずは露天風呂へ。
露天風呂(男)
露天風呂は、とても開放感があって気持ちがいいです。当日は、宿泊客が少ない為かあまりバティングすることもなく貸し切り状態で入れました。静かにのんびり1人で広い湯槽に漬かるのは気分がいいもんです。夜は、オリオン座などが見え星が綺麗でした。ちなみに谷の方を覗くと小さい滝が見えます。ライトアップもされていました。
庭の様子
ここのお湯は、わずかに黄色がかった無味無臭で特徴のない印象。宿にあった温泉分析書を見ると赤城温泉の「新島の湯」が源泉と記載されていて、同じ源泉を利用している宿は茶色のお湯みたいですからかけ流しではないと思われます。温泉にこだわりがある人にはイマイチかな?
内風呂(男)の様子
お風呂でゆっくりした後は、おまちかねの夕食です。廊下に響く太鼓の音が、ごはんだよーの合図です。ちなみに、ここはスリッパが無い宿なので素足か用意されている足袋を履いて食事処へ向かいます。
左:朝食 右:夕食
携帯で撮った荒い画像しかありませんが…薬膳鍋がとっても美味しかったですよ〜。野菜を入れた後、もち豚はしゃぶしゃぶで。朝食も美味しかったです。朝からご飯おかわりしちゃいました。
次の日、起きてみたら快晴でした。今日はこの後、滝沢の不動大滝までハイキングです。氷瀑が見たくて来たけれど、最近暖かいから凍ってないだろーなーっと…。それにしても、忠治館さんは雰囲気がばつぐんの宿でした。素朴で和モダンな空間が日常を忘れさせてくれ、のんびり過ごすことができました。
アクセスは忠治館さんのH.Pからどうぞ。
http://www.chujikan.com/access.html
赤城神社(三夜沢) [霊地巡礼/神社仏閣]
【赤城神社】(三夜沢)
2011年2月下旬参拝
鎮座地:群馬県前橋市三夜沢町114
御祭神:大己貴命・豊城入彦命
遠くもなく近くもなく、それで温泉があって滝があって行ったことのない場所・・それは赤城山の南側だなということで、前日に急きょ宿をとり嫁さんと1泊旅行をしてきました。
で、宿に向かう途中に赤城神社(三夜沢)があったので立ち寄って参拝することに。正直、赤城神社については何も知らなくて、着いてみたらわりと大きな神社で期待度アップ!
大きな木製の鳥居をくぐると右手に神池があって、池に突き出るような感じで手水舎もあります。水は澄んでいて鯉が泳いでいるのが見えました。
近くには明治3年に建てられた「神代文字の碑」というのがあって、復古神道の遺物として重要なものらしく市指定重要文化財になっているそうです。なんだか、かの国の文字に似ていますねぇ。
境内の参道を進んで行くと一段高くなった所に拝殿が、左手には神楽殿がありました。拝殿では、今回の旅が無事でありますようにと赤城山の神様にお願いを。
参拝後、拝殿の裏へ回ってみると、鬱蒼とした森の中に中門と本殿がありました。こちらは、県指定重要文化財になっているそうです。ちなみに、ここから500mほど下った参道に「惣門」という、やはり県指定の重要文化財があったみたいですが、もちろん見逃しましたzzz..。
中門の正面には、県指定天然記念物の「たわら杉」というドデカイ3本の杉がそびえています。藤原秀郷(俵藤太)の献木で、それがが名前の由来だとか。存在感、あります。
ここで、由緒書きと杉についての説明書きを下に載せておきます。由緒書き、光っちゃって読めないんですけど(汗)。
何故かポリタンクを持ち歩いている人が来るなと思っていたら、どうやら境内にある御神水を汲みに来ているようで、さっそくぼくも飲んでみることにしました。まろやかな感じで美味しかったです。
赤城神社って分社が300以上あるそうです。家に帰ってから少し掘り下げてみようとググってみたんですけど、調べれば調べるほど何だかややこしいんですよね。というのも、総本社を主張する赤城神社がここ以外に二社あって(大沼にある赤城神社と、前橋市二之宮町にある二宮赤城神社)今でも諸説あるみたいなんです。上手い具合に、山頂、中腹、里って感じにわかれているから3つで1つでいいじゃんって思うけど、そうもいかないんでしょう。
ということで、一夜漬けではたいしたこと書けないので、興味ある方はググってみて下さい(いつもそうだけれど)。
帰り、駐車場まで歩いていると黄色くて可愛い花が咲いているのをみつけました。甘くていい香りがするので、下に落ちていた花を2つ拾って宿に持って行ったら、ほのかに部屋が甘〜い香りになりました。春はもうすぐ。
アクセスは↓を参考にして下さい。大きな駐車場があります。
2011年2月下旬参拝
鎮座地:群馬県前橋市三夜沢町114
御祭神:大己貴命・豊城入彦命
遠くもなく近くもなく、それで温泉があって滝があって行ったことのない場所・・それは赤城山の南側だなということで、前日に急きょ宿をとり嫁さんと1泊旅行をしてきました。
で、宿に向かう途中に赤城神社(三夜沢)があったので立ち寄って参拝することに。正直、赤城神社については何も知らなくて、着いてみたらわりと大きな神社で期待度アップ!
大きな木製の鳥居をくぐると右手に神池があって、池に突き出るような感じで手水舎もあります。水は澄んでいて鯉が泳いでいるのが見えました。
神代文字の碑
近くには明治3年に建てられた「神代文字の碑」というのがあって、復古神道の遺物として重要なものらしく市指定重要文化財になっているそうです。なんだか、かの国の文字に似ていますねぇ。
境内の参道を進んで行くと一段高くなった所に拝殿が、左手には神楽殿がありました。拝殿では、今回の旅が無事でありますようにと赤城山の神様にお願いを。
拝殿
神楽殿と境内の様子
参拝後、拝殿の裏へ回ってみると、鬱蒼とした森の中に中門と本殿がありました。こちらは、県指定重要文化財になっているそうです。ちなみに、ここから500mほど下った参道に「惣門」という、やはり県指定の重要文化財があったみたいですが、もちろん見逃しましたzzz..。
本殿と中門
中門の正面には、県指定天然記念物の「たわら杉」というドデカイ3本の杉がそびえています。藤原秀郷(俵藤太)の献木で、それがが名前の由来だとか。存在感、あります。
たわら杉(3本のうち2本)
ここで、由緒書きと杉についての説明書きを下に載せておきます。由緒書き、光っちゃって読めないんですけど(汗)。
杉についての説明書き/由緒書き(一部読めませんっ)
何故かポリタンクを持ち歩いている人が来るなと思っていたら、どうやら境内にある御神水を汲みに来ているようで、さっそくぼくも飲んでみることにしました。まろやかな感じで美味しかったです。
御神水と境内の様子(画像左側が御神水の場所)
赤城神社って分社が300以上あるそうです。家に帰ってから少し掘り下げてみようとググってみたんですけど、調べれば調べるほど何だかややこしいんですよね。というのも、総本社を主張する赤城神社がここ以外に二社あって(大沼にある赤城神社と、前橋市二之宮町にある二宮赤城神社)今でも諸説あるみたいなんです。上手い具合に、山頂、中腹、里って感じにわかれているから3つで1つでいいじゃんって思うけど、そうもいかないんでしょう。
ということで、一夜漬けではたいしたこと書けないので、興味ある方はググってみて下さい(いつもそうだけれど)。
いい〜香り
帰り、駐車場まで歩いていると黄色くて可愛い花が咲いているのをみつけました。甘くていい香りがするので、下に落ちていた花を2つ拾って宿に持って行ったら、ほのかに部屋が甘〜い香りになりました。春はもうすぐ。
アクセスは↓を参考にして下さい。大きな駐車場があります。