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米子大瀑布 [滝]

【米子大瀑布】日本の滝100選

2007年11月上旬

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 長野県須坂市米子
 落差:不動滝85m(右) 権現滝75m(左)
 分類:直瀑

初めてここを訪れたのは十数年前の夏。それ以来、この滝をえらく気に入ってしまい何度も両親や友人を連れて足を運んでいます。外輪山の絶壁から2本の大瀑が落ちる様は、まさに日本離れしたスケールであり、最近は名前も知られて紅葉の名所として多くの観光客で賑わうようです。

まだ薄暗い駐車場
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さて、紅葉シーズンも終わる11月上旬に、ひさびさ米子大瀑布を訪れてみることにしました。突然思い立ったので、寝ずにそのまま高速を走りAM4時過ぎには広い駐車場に到着。誰もいなくて1番乗りです。

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明るくなるまで少し仮眠してから、AM6時過ぎに駐車場を出発。滝までは軽いハイキングなんですが、米子不動尊奥の院に至る最後の階段がいつの間にか緩い角度になり歩きやすくなっていました。ここは、来る度にどこかしら整備されています。

不動滝
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階段を上りきると、いつ来ても閉鎖されている滝山館(営業はしているようです)と米子不動尊奥の院があり、まずは手を合わせてから、すぐ近くの不動滝へ。ちなみに、ここのお不動さんは「日本三大不動尊」だそうで、今でも修験者が滝に打たれたりするそうですよ。写真はないんですが。

声をかけると追ってくる
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不動滝は、落差85mで「さーっ」と霧状に落ちる女性的な滝です。
永瀬嘉平氏の『かくれ滝を旅する』に、この滝に声をかけて呼ぶと水神が雨のごとく霧を降らす「迎え滝」と「送り滝」の伝承が紹介されていていて、ぼくも来た時は毎回「おーい」と声をかけるんですが、なぜか不思議と滝が自分を追ってきて危うく水浴びしそうになるんです。たぶん、風に煽られて滝身がくの字に曲がったりするからなんでしょうけどね。ちなみに、以前はその伝承を記した看板が滝下にあったんですけど撤去されていました。

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次に、来た道を戻り権現滝へ。不動滝とはそれほど離れていなく、滝山館の奥の狭い展望所から眺めることが出来ます。

権現滝
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こちらは、落差75mで「ずどーん」と豪快に落ちる男性的な滝です。お隣の不動滝とは対照的ですが、滝壺まで至る道はなく遠望のみになります。また、水質が酸性みたいで赤い川となって流れていくのがわかります。ちなみに、不動滝の方はアルカリ性と聞きましたが、もしそうだったら面白いですよね。

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さて、次に双方の滝がよく見えるビューポイントへ移動することにしました。対岸に渡り、高台を登ると・・日本離れした風景が見えてきます。

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いやいや、絶景とはこのことで、何度見ても素晴らしい眺めです。紅葉が終わってなければ、もっと綺麗だったでしょうに。そういえば、最近は紅葉シーズンの週末にマイカー規制を行っているようです。ぼくらは、たまたま規制解除された日に行ったんですが、次の週からは道路工事のため全面通行止めになるらしく1週遅れていたらアウトでした。なので、この時期は事前に調べておくことをお勧めします(須坂市のH.Pで)。

双方合わせて米子大瀑布
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で、ここらは昭和40年頃まで米子鉱山として栄えた場所で、何と、こんな山奥に1200人以上もの人が暮らしていたそうです。そして、小学校や映画館、テニスコートまであったというから驚きです。また、古くは『続日本紀』にも米子鉱山の記述があるんだとか。今では観光地ですが、いろいろと歴史があるもんですね。

画像左:黒滝(どのシミ?) 画像右:大黒滝(だと思う)
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不動滝の右側には、黒滝というシミのような滝もあります。水量が多い時期はいいんでしょうけど、、ほんと黒いシミでした。また、権現滝のずっと左手には大黒滝という、やはり絶壁を落ちる滝があったらしいのですが、松代地震で崩壊してしまい今は段状になっているみたいです。ちなみに、昔はこの滝を入れて3つで米子大瀑布だったとか。ただし、直接調べたわけではないのであしからず。

展望所にて
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次に、高台から林道を通って奇妙滝へ向かいました。ちょっとだけ離れていますが、こちらも負けず劣らず良い滝なんです。その前に、展望台で記念撮影。ここからの眺めも最高です。少々、雨が降ってきましたが。。

奇妙滝へ続く・・

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※この記事は過去の旅行記になります(記:2009/10/12)
米子大瀑布までは、国道406号線の仁礼町の信号あたりから入り、案内板に沿って片道40分の狭い道を走ることになる。昔はダートもあったが、今は全舗装されている。終点の駐車場は広く(トイレあり)70台は止められるようだ。ただ、紅葉シーズンの週末・祭日はマイカー規制があり、タクシーやシャトルバスでの観光となるので事前に調べたようが良い。駐車場から滝までは20〜30分の軽いハイキングで、不動尊手前でジグザグの階段があるものの、よく整備された遊歩道なので誰でも問題なく行ける。ただし、スニーカーくらいは履いてないと大変かもしれない。対岸に渡り、2本の滝を眺める高台は絶景ポイントなので特にお勧め。また、さらに上った展望所も見晴らしがいい。ここの近くに駐車場までの階段があるが、急で長いので足に自信がない人は注意。


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