大湯環状列石 [霊地巡礼/神社仏閣]
【大湯環状列石】秋田県鹿角市十和田大湯字万座/字野中堂
2008月8月訪問
東北北部の滝巡りをしている途中、一度見てみたかった大湯環状列石(ストーンサークル)に立ち寄ってみました。
野中堂環状列石
大湯環状列石は、秋田県北部の鹿角市にある縄文時代後期の遺跡です。約4000年前のものだそうで、万座環状列石と野中堂環状列石を中心とする実物の遺跡群を露出展示しています。
日時計?それとも?
野中堂配石遺構群にて なんで石の種類が違うのだろう
ここの環状列石は大規模な遺跡で、万座環状列石は直径52mで日本最大のストーンサークルなのだそうです(野中堂環状列石は44m)。また環状列石の周囲には建物跡や配石遺構群などもあり、じっくり見て回ると時間がかかります。
万座環状列石
散歩にはもってこいの広い敷地
大湯環状列石は、発掘調査によって「集団墓」や「祭祀場」であったと考えられているそうです。日時計みたいな石があったり種類が違う石が並んでいたりして、たしかにそんなイメージが湧いてきます。しかも、これらが実物だというのだから驚きです。
大湯ストーンサークル館
遺跡群の隣には「大湯ストーンサークル館」という資料館があり、環状列石の説明や出土した土器土偶などが展示されています。せっかくなのでぼくらも入ってみたのですが、なかなか見ごたえがありました。しかも写真撮影OKの太っ腹です。
館内で
館内も結構広くて、ゆっくり見て回るとそれなりに時間がかかります。あと、後で知ったんですが「史跡ボランティアガイド」というシステムがあって、館内を無料で説明してくれるそうですよ。ただ、予約した方がいいみたいです。そういえば、長野の「尖石」でもボランティアの方が丁寧に説明してくれたのを思い出しました。ちなみに、入館料はかかります(たしか300円)。
意外と見どころが多くて時間がかかってしまいましたが、直に縄文の遺構に触れることが出来てとても有意義な時間を過ごせました。縄文時代って、どんな世界だったんでしょうね。ユートピアかな?関係ないけど、トイレは館内にしかないので注意。
※参考:「大湯ストーンサークル」ホームページ/くわしくは検索してみて下さい。
2008月8月訪問
東北北部の滝巡りをしている途中、一度見てみたかった大湯環状列石(ストーンサークル)に立ち寄ってみました。
野中堂環状列石
大湯環状列石は、秋田県北部の鹿角市にある縄文時代後期の遺跡です。約4000年前のものだそうで、万座環状列石と野中堂環状列石を中心とする実物の遺跡群を露出展示しています。
日時計?それとも?
野中堂配石遺構群にて なんで石の種類が違うのだろう
ここの環状列石は大規模な遺跡で、万座環状列石は直径52mで日本最大のストーンサークルなのだそうです(野中堂環状列石は44m)。また環状列石の周囲には建物跡や配石遺構群などもあり、じっくり見て回ると時間がかかります。
万座環状列石
散歩にはもってこいの広い敷地
大湯環状列石は、発掘調査によって「集団墓」や「祭祀場」であったと考えられているそうです。日時計みたいな石があったり種類が違う石が並んでいたりして、たしかにそんなイメージが湧いてきます。しかも、これらが実物だというのだから驚きです。
大湯ストーンサークル館
遺跡群の隣には「大湯ストーンサークル館」という資料館があり、環状列石の説明や出土した土器土偶などが展示されています。せっかくなのでぼくらも入ってみたのですが、なかなか見ごたえがありました。しかも写真撮影OKの太っ腹です。
館内で
館内も結構広くて、ゆっくり見て回るとそれなりに時間がかかります。あと、後で知ったんですが「史跡ボランティアガイド」というシステムがあって、館内を無料で説明してくれるそうですよ。ただ、予約した方がいいみたいです。そういえば、長野の「尖石」でもボランティアの方が丁寧に説明してくれたのを思い出しました。ちなみに、入館料はかかります(たしか300円)。
意外と見どころが多くて時間がかかってしまいましたが、直に縄文の遺構に触れることが出来てとても有意義な時間を過ごせました。縄文時代って、どんな世界だったんでしょうね。ユートピアかな?関係ないけど、トイレは館内にしかないので注意。
※参考:「大湯ストーンサークル」ホームページ/くわしくは検索してみて下さい。
蔦温泉 蔦温泉旅館 [温泉]
【蔦温泉旅館】(青森県十和田市)
2008年8月 1泊
蔦温泉旅館は、奥入瀬渓流入口の焼山から八甲田山へ抜ける国道103号線沿いにある一軒宿です。見るからに古い佇まいで、一番古そうな本館は大正7年に建てられたものだとか。他に別館と西館があって、意外と大きな宿だなと思いました。
玄関横のフロント
今回、ぼくらは本館裏手の高台にある別館に泊まりました。古そうな本館がよかったのですが、予約が遅くて空いていませんでした。別館へは本館から長い階段を登って行きます。旅館の人たちもしんどそうで途中で休んだりしていました。ちなみに別館は昭和35年に増築されたものだそうです(HP参照)。
けっこうきつい
部屋は景色が良くない山側でした。ちょっと残念。でも予約が遅いんだからしょうがないです。少々、カビ臭さも気になりましたが、これも味ということで。気を取り直して早速お風呂へ。
泉響の湯
お風呂は、男女入れ替え制の「久安の湯」と天井が高くて開放的な「泉響の湯」があります。いずれも源泉の上に浴槽があるらしく、たしかにブナの底板の隙間からプクプクと気泡が浮かんできます。お湯は、無色透明無味無臭の単純泉で加水加温なしの源泉かけ流しだそうです。やわらかい感じで、珍しく何度も湯槽に入ってしまいました。人がいなければ、ブナの板に寝そべってみるのもいいかも?ブナ板がまたやわらかい感じがするんですよ。
泉響の湯へ行く途中で
お風呂の後は夕食ですね。これといったものはなかった気がしましたが、山の宿らしく?素朴な料理が並び、特にイワナが美味しかったです。自分的にはボリュームも丁度よかったです。あと、お酒の種類がまあまああって「泉響」という冷酒を頼んでみました。甘口で女性に人気だそうです。
夕食は部屋出し
次の日の朝、起きてみたら濃霧でした。玄関先まで霧が入ってきています。さて、またお風呂に入って朝食だ。
朝食は食堂で
前日に頼んでおいたお弁当を受け取ってチェックアウトすることにしました。この後、松見の滝まで山歩きです。隣のお土産屋さんで水を購入して奥入瀬渓流方面へ。
お土産屋さんもあります
蔦温泉旅館さんはお湯がとても良かったです。古めかしい雰囲気も好みでした。次回は宿泊しないかもしれませんが、お風呂へは是非立ち寄りたいですね。また、部屋を担当してくれた仲居さんがとても親切な方でした。色々動いてくれて感謝です。他の宿の方達も、さっくばらんという感じで気さくでした。
焼山辺りの温泉ホテルも良いのですが、奥入瀬渓流まで来たのなら蔦温泉もどうですかー。宿の近くには蔦沼があって、1周約1時間のハイキングも楽しめるそうですよ。ぼくも、ぜひ散策してみたいです。
2008年8月 1泊
蔦温泉旅館は、奥入瀬渓流入口の焼山から八甲田山へ抜ける国道103号線沿いにある一軒宿です。見るからに古い佇まいで、一番古そうな本館は大正7年に建てられたものだとか。他に別館と西館があって、意外と大きな宿だなと思いました。
玄関横のフロント
今回、ぼくらは本館裏手の高台にある別館に泊まりました。古そうな本館がよかったのですが、予約が遅くて空いていませんでした。別館へは本館から長い階段を登って行きます。旅館の人たちもしんどそうで途中で休んだりしていました。ちなみに別館は昭和35年に増築されたものだそうです(HP参照)。
けっこうきつい
部屋は景色が良くない山側でした。ちょっと残念。でも予約が遅いんだからしょうがないです。少々、カビ臭さも気になりましたが、これも味ということで。気を取り直して早速お風呂へ。
泉響の湯
お風呂は、男女入れ替え制の「久安の湯」と天井が高くて開放的な「泉響の湯」があります。いずれも源泉の上に浴槽があるらしく、たしかにブナの底板の隙間からプクプクと気泡が浮かんできます。お湯は、無色透明無味無臭の単純泉で加水加温なしの源泉かけ流しだそうです。やわらかい感じで、珍しく何度も湯槽に入ってしまいました。人がいなければ、ブナの板に寝そべってみるのもいいかも?ブナ板がまたやわらかい感じがするんですよ。
泉響の湯へ行く途中で
お風呂の後は夕食ですね。これといったものはなかった気がしましたが、山の宿らしく?素朴な料理が並び、特にイワナが美味しかったです。自分的にはボリュームも丁度よかったです。あと、お酒の種類がまあまああって「泉響」という冷酒を頼んでみました。甘口で女性に人気だそうです。
夕食は部屋出し
次の日の朝、起きてみたら濃霧でした。玄関先まで霧が入ってきています。さて、またお風呂に入って朝食だ。
朝食は食堂で
前日に頼んでおいたお弁当を受け取ってチェックアウトすることにしました。この後、松見の滝まで山歩きです。隣のお土産屋さんで水を購入して奥入瀬渓流方面へ。
お土産屋さんもあります
蔦温泉旅館さんはお湯がとても良かったです。古めかしい雰囲気も好みでした。次回は宿泊しないかもしれませんが、お風呂へは是非立ち寄りたいですね。また、部屋を担当してくれた仲居さんがとても親切な方でした。色々動いてくれて感謝です。他の宿の方達も、さっくばらんという感じで気さくでした。
焼山辺りの温泉ホテルも良いのですが、奥入瀬渓流まで来たのなら蔦温泉もどうですかー。宿の近くには蔦沼があって、1周約1時間のハイキングも楽しめるそうですよ。ぼくも、ぜひ散策してみたいです。
松見の滝 [滝]
【松見の滝】日本の滝100選
2008年8月
青森県十和田市黄瀬国有林内
落差:90m
分類:段瀑
松見の滝は、奥入瀬川支流の黄瀬川にかかる名瀑で、徒歩で約3時間ほどかかる為か秘瀑の一つに数えられることもあるそうです。滝へは、国道102号線の黄瀬川バス停近くの林道から入るルートと、蔦温泉近くの蔦沼林道から入るルートの2つがあり、時間的には蔦沼林道(途中で湧口沢林道になるとのこと)を利用した方が早いようです。今回ぼくらは、義父の勧めもあって3時間コースである黄瀬川沿いの林道から滝を目指すことにしました。
入口のゲート(1) この橋は渡らない(2)
林道入口に公衆トイレがあり、さらに少し進むとゲート(1)が見えてきます。ここに車を置いて出発です。黄瀬川を右に見ながら平坦な林道を約40分ほど歩くと上の橋(2)が見えてきます。この橋は渡らず直進します。橋には松見の滝までの距離を示す小さな看板がありました(ここから約6km)。
林道をひたすら歩く(3) 崖崩れもあり(4)
まだまだ林道(3)が続きます。途中、崖崩れしている場所(4)もありましたが特に危険は感じませんでした。さらに進むとT字路(5)になります。ここは直進せず右側の道を進みます。するとすぐに橋(6)が見えてきます。ぼくらはここで小休憩をとりました(黄瀬橋)。
直進しないで右へ(5) すぐに橋がある(6)
橋を渡ると長い上り坂です。意外ときつくて息切れしました。この坂を登りきり、またしばらく歩くと蔦沼林道(湧口沢林道)へ続く道が右手に現れ、さらに少しばかり進むと(株)コバヤシの社有林を示すゲート(7)が見えてきます(ここで男性1人とすれ違いました)。
(株)コバヤシのゲート(7) ブナ林(8)
このゲートを越えて、しばらくすると平らなブナ林(8)の道になります。このブナ林を抜けると杉林になり、周りにアジサイの花や葉っぱが見えてきたら滝入口はもうすぐです(9)。そして、左側を注意して歩いていると足下に標識(10)が見えてきます。小さいので見逃さないようにして下さい。ここから脇道(11)にそれて滝まで降りて行きます。ここまで、ゆっくり歩いて約2時間30分の行程でした。
降り口の手前で(9) 小さな標識 たぶん見逃さない(10)
薮漕ぎ開始(11)
滝入口の標識から薮漕きをしながら山を下って行きます。細い道ですが足下はしっかりしていました。しかしながら、足を滑らすと落ちてしまう箇所もありますので注意が必要です。約15〜20分ほどで展望台らしき場所に出ます。ここから松見の滝が一望できます(トップ画像)。滝の轟音が嬉しい瞬間ですね。そして、ここから河原へはもう少しです(途中、松見滝龍神の碑があり、軽く会釈だけして先を急ぎました)。
河原から見た松見の滝 アップ
さらにアップ
松見の滝は、噂通りの見事な滝でした。両脇にそびえるV字の岩壁も壮観で、落差90mの滝がそれほど高く感じません。この絶景を、宿で作ってもらったお弁当を食べつつ、しばらく楽しむことにしました。ちなみに、滝の全体を見るには展望台からの方が良いです。河原からだと上部が少ししか見えません。
高い岩壁
お弁当
が、しかし!お弁当を食べていると雨がぽつりぽつりと。見る見るうちに天候が変わり、大雨になってきました。これはたまらんと、すぐさま引き上げることに。やはり龍神様にちゃんと挨拶していなかったからかもしれませんzzz(違うか)。
滝の反対側 ずぶ濡れです 雨宿りできる場所も無し
帰りは、とくに間違えることはないと思います。ただ、大雨になってしまったので林道までの山道が滑って少々危険でした。また、土砂降りの林道で3人組のハイカーとすれ違いましたが大丈夫だったでしょうか。松見の滝へ行くと言っていましたが、ちょっと心配になりました。こちらも雨の中、持病の膝痛が再発して辛い帰路になってしまいましたが。さらにトレッキングシューズも即浸水してふんだりけったりです。ところで、Gore-Texのはずだけど名ばかりか?
林道入口の公衆トイレで着替え
ずぶ濡れのまま車まで戻り、全行程を終えました。往復、約6時間半でした。レインコートはあったものの、降りはじめから身に付けなかったのであまり意味がありませんでした。カメラを雨から守る為だけに使用した感じです。やはり、滝へは最低限の装備が必要ですね。備えあれば憂いなしですから。
おまけ
公衆トイレで着替えを済ませた後、奥入瀬渓流沿いの温泉ホテルで日帰り入浴しました。気持ちいい。生き返るー。
注)蔦沼林道からのルートはよくわかりませんので、そちらから行かれる方はインターネットで調べてみて下さい。ルートをわかりやすく載せてるサイトがけっこうあります。
2008年8月
青森県十和田市黄瀬国有林内
落差:90m
分類:段瀑
松見の滝は、奥入瀬川支流の黄瀬川にかかる名瀑で、徒歩で約3時間ほどかかる為か秘瀑の一つに数えられることもあるそうです。滝へは、国道102号線の黄瀬川バス停近くの林道から入るルートと、蔦温泉近くの蔦沼林道から入るルートの2つがあり、時間的には蔦沼林道(途中で湧口沢林道になるとのこと)を利用した方が早いようです。今回ぼくらは、義父の勧めもあって3時間コースである黄瀬川沿いの林道から滝を目指すことにしました。
入口のゲート(1) この橋は渡らない(2)
林道入口に公衆トイレがあり、さらに少し進むとゲート(1)が見えてきます。ここに車を置いて出発です。黄瀬川を右に見ながら平坦な林道を約40分ほど歩くと上の橋(2)が見えてきます。この橋は渡らず直進します。橋には松見の滝までの距離を示す小さな看板がありました(ここから約6km)。
林道をひたすら歩く(3) 崖崩れもあり(4)
まだまだ林道(3)が続きます。途中、崖崩れしている場所(4)もありましたが特に危険は感じませんでした。さらに進むとT字路(5)になります。ここは直進せず右側の道を進みます。するとすぐに橋(6)が見えてきます。ぼくらはここで小休憩をとりました(黄瀬橋)。
直進しないで右へ(5) すぐに橋がある(6)
橋を渡ると長い上り坂です。意外ときつくて息切れしました。この坂を登りきり、またしばらく歩くと蔦沼林道(湧口沢林道)へ続く道が右手に現れ、さらに少しばかり進むと(株)コバヤシの社有林を示すゲート(7)が見えてきます(ここで男性1人とすれ違いました)。
(株)コバヤシのゲート(7) ブナ林(8)
このゲートを越えて、しばらくすると平らなブナ林(8)の道になります。このブナ林を抜けると杉林になり、周りにアジサイの花や葉っぱが見えてきたら滝入口はもうすぐです(9)。そして、左側を注意して歩いていると足下に標識(10)が見えてきます。小さいので見逃さないようにして下さい。ここから脇道(11)にそれて滝まで降りて行きます。ここまで、ゆっくり歩いて約2時間30分の行程でした。
降り口の手前で(9) 小さな標識 たぶん見逃さない(10)
薮漕ぎ開始(11)
滝入口の標識から薮漕きをしながら山を下って行きます。細い道ですが足下はしっかりしていました。しかしながら、足を滑らすと落ちてしまう箇所もありますので注意が必要です。約15〜20分ほどで展望台らしき場所に出ます。ここから松見の滝が一望できます(トップ画像)。滝の轟音が嬉しい瞬間ですね。そして、ここから河原へはもう少しです(途中、松見滝龍神の碑があり、軽く会釈だけして先を急ぎました)。
河原から見た松見の滝 アップ
さらにアップ
松見の滝は、噂通りの見事な滝でした。両脇にそびえるV字の岩壁も壮観で、落差90mの滝がそれほど高く感じません。この絶景を、宿で作ってもらったお弁当を食べつつ、しばらく楽しむことにしました。ちなみに、滝の全体を見るには展望台からの方が良いです。河原からだと上部が少ししか見えません。
高い岩壁
お弁当
が、しかし!お弁当を食べていると雨がぽつりぽつりと。見る見るうちに天候が変わり、大雨になってきました。これはたまらんと、すぐさま引き上げることに。やはり龍神様にちゃんと挨拶していなかったからかもしれませんzzz(違うか)。
滝の反対側 ずぶ濡れです 雨宿りできる場所も無し
帰りは、とくに間違えることはないと思います。ただ、大雨になってしまったので林道までの山道が滑って少々危険でした。また、土砂降りの林道で3人組のハイカーとすれ違いましたが大丈夫だったでしょうか。松見の滝へ行くと言っていましたが、ちょっと心配になりました。こちらも雨の中、持病の膝痛が再発して辛い帰路になってしまいましたが。さらにトレッキングシューズも即浸水してふんだりけったりです。ところで、Gore-Texのはずだけど名ばかりか?
林道入口の公衆トイレで着替え
ずぶ濡れのまま車まで戻り、全行程を終えました。往復、約6時間半でした。レインコートはあったものの、降りはじめから身に付けなかったのであまり意味がありませんでした。カメラを雨から守る為だけに使用した感じです。やはり、滝へは最低限の装備が必要ですね。備えあれば憂いなしですから。
おまけ
公衆トイレで着替えを済ませた後、奥入瀬渓流沿いの温泉ホテルで日帰り入浴しました。気持ちいい。生き返るー。
奥入瀬渓流沿いの国道102号線から黄瀬川バス停横の林道に入るとゲートが見えてくる。ゲート前には広いスペースがあるのでそこに車を止めて徒歩で滝へ向かう。林道の入口が少々わかりづらいが、公衆トイレが国道から見えるのでそれを目印にすると良い。滝までは、ほぼ林道を歩くことになるが、山道もあるのでそれなりの装備は必要。
注)蔦沼林道からのルートはよくわかりませんので、そちらから行かれる方はインターネットで調べてみて下さい。ルートをわかりやすく載せてるサイトがけっこうあります。
七滝 [滝]
【七滝】日本の滝100選
2008年8月訪問
秋田県鹿角郡小坂町上向字藤原
落差:60m
分類:段瀑(7段)
七滝は、秋田県北部に位置する名瀑です。十和田湖へと続く樹海ライン沿いにあり、気軽に立ち寄れることから観光シーズンには多くの人で賑わうようです。
パーキング 道路を渡るとすぐ七滝
小雨の中、滝まで近づくと予想に反して大迫力でした。おそらく雨の影響なんでしょうけど、ものすごい水量です。顔もカメラも、あっという間に濡れてしまいました。もう少し寄って見たかったのだけれど。
橋を渡る この日は大迫力
隣には七滝神社
この滝には大蛇にまつわる伝説が残っていて、滝のすぐ隣の七滝神社に龍神を祀っているそうです。また、くわしくはわからないのですが滝自体が神聖化されているそうなので、七滝が龍神様なのかもしれませんね。しかし滝には龍神や不動明王が付きもののようです。
今回初めて訪問しましたが、観光地化されているとはいえ、やはり名瀑にふさわしい滝だと思いました。きっと紅葉シーズンはとても美しいんでしょうね。気軽に楽しめる滝ですから、休憩がてらに立ち寄ってみてはいかが?ドライブインでお茶も飲めます。
2008年8月訪問
秋田県鹿角郡小坂町上向字藤原
落差:60m
分類:段瀑(7段)
七滝は、秋田県北部に位置する名瀑です。十和田湖へと続く樹海ライン沿いにあり、気軽に立ち寄れることから観光シーズンには多くの人で賑わうようです。
パーキング 道路を渡るとすぐ七滝
小雨の中、滝まで近づくと予想に反して大迫力でした。おそらく雨の影響なんでしょうけど、ものすごい水量です。顔もカメラも、あっという間に濡れてしまいました。もう少し寄って見たかったのだけれど。
橋を渡る この日は大迫力
隣には七滝神社
この滝には大蛇にまつわる伝説が残っていて、滝のすぐ隣の七滝神社に龍神を祀っているそうです。また、くわしくはわからないのですが滝自体が神聖化されているそうなので、七滝が龍神様なのかもしれませんね。しかし滝には龍神や不動明王が付きもののようです。
今回初めて訪問しましたが、観光地化されているとはいえ、やはり名瀑にふさわしい滝だと思いました。きっと紅葉シーズンはとても美しいんでしょうね。気軽に楽しめる滝ですから、休憩がてらに立ち寄ってみてはいかが?ドライブインでお茶も飲めます。
東北自動車道小坂I.Cを降り、十和田大館樹海ライン(2号)を十和田湖方面へしばらく直進。すると左手に七滝駐車場の看板が見えてくる。道路からも滝が見えるので間違えることはない。また、ドライブインがあり休憩できるようになっている。特に装備はいらない。
不動の滝 [滝]
【不動の滝】日本の滝100選
2008年8月
岩手県八幡平市高畑
落差:15m
幅 : 3m
分類:直瀑
桜松神社に隣接する「不動の滝」は、落差こそないものの、まさに「神秘的」という言葉がぴったりな素晴らしい滝です。また、昔から修験者の修行の場であったらしく、神聖な雰囲気が伝わってきます。
入り口 案内板
参道
訪問時はひどい土砂降りでした。あまりにも雨が強いため撮影不可能になり、神社の境内で雨宿りをして小雨になるのを待ちました。ついでに雨が止むようお参りしてみたものの全く弱まる気配がないので、仕方なく相方に傘を差してもらって手短に撮影しました。もう、びしょ濡れです。
雨宿り中 不動堂
不動堂から奥 橋から
そんなわけで、写真がほとんど無くて雰囲気をお伝えすることが難しいのですが(撮ったのはブレブレ)、不動の滝が神秘的に感じるのは、滝周辺に多くの神仏を祀っているからかもしれません。また、木々で鬱蒼としているのも、その要因なのでしょうね。ちなみに、参道に縁結びの木があったり、不動堂の隣に龍神様を祀っている祠があったり、滝の中程に不動明王像が祀らわれていたりします。
不動明王像 橋から2
滝好きの方々にとっては賛否両論な面もあるようですが、ぼく的には日本の滝100選に相応しい滝だと思っています。やはり理由は全体的な雰囲気ですね。今思えば、雨も神秘的な雰囲気を演出してくれて感謝です。もうちょっと小雨だったなら、というのが本音ですけどね。
2008年8月
岩手県八幡平市高畑
落差:15m
幅 : 3m
分類:直瀑
桜松神社に隣接する「不動の滝」は、落差こそないものの、まさに「神秘的」という言葉がぴったりな素晴らしい滝です。また、昔から修験者の修行の場であったらしく、神聖な雰囲気が伝わってきます。
入り口 案内板
参道
訪問時はひどい土砂降りでした。あまりにも雨が強いため撮影不可能になり、神社の境内で雨宿りをして小雨になるのを待ちました。ついでに雨が止むようお参りしてみたものの全く弱まる気配がないので、仕方なく相方に傘を差してもらって手短に撮影しました。もう、びしょ濡れです。
雨宿り中 不動堂
不動堂から奥 橋から
そんなわけで、写真がほとんど無くて雰囲気をお伝えすることが難しいのですが(撮ったのはブレブレ)、不動の滝が神秘的に感じるのは、滝周辺に多くの神仏を祀っているからかもしれません。また、木々で鬱蒼としているのも、その要因なのでしょうね。ちなみに、参道に縁結びの木があったり、不動堂の隣に龍神様を祀っている祠があったり、滝の中程に不動明王像が祀らわれていたりします。
不動明王像 橋から2
滝好きの方々にとっては賛否両論な面もあるようですが、ぼく的には日本の滝100選に相応しい滝だと思っています。やはり理由は全体的な雰囲気ですね。今思えば、雨も神秘的な雰囲気を演出してくれて感謝です。もうちょっと小雨だったなら、というのが本音ですけどね。
東北自動車道安代I.Cを降り282号線を右折。安比高原方面へ4、5kmほど直進すると不動の滝入口の案内板と大鳥居が見えてくる。その大鳥居を左折してくぐり、道なりに進むと駐車場に到着。滝までの遊歩道は参道を兼ねている。特に装備は必要ない。
伊豆旅行 三島大社/河津七滝/来宮神社 他 [旅行・観光]
2008年7月訪問
【三嶋大社】伊豆国一ノ宮
静岡県三島市
拝殿
都内から酷い渋滞に巻き込まれ、結局6時間近くかかって最初の目的地「三嶋大社」に到着。ここは伊豆国一宮で、その名にふさわしい大きな神社でした。ご祭神は「大山祇命(おおやまつみのみこと」と「積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)」。事代主は恵比寿様ともいわれていますね。
土地柄か、中世以降は武士の崇敬を集めたそうです。また、神宝として北条政子奉納と伝わる国宝「梅蒔絵手箱」があり、その模造品を宝物館で展示しているとのことでした。しかし伊豆まで行くのに6時間はうんざりしましたわ。ふつう都内から2時間くらいでしょzzz…。
【天城越え】
三嶋大社を後にし、湯ヶ島の「浄蓮の滝」を目指しました。が、ここでも大渋滞。どうにか滝は見ることができましたが、その先にある旧天城峠は時間がなくなり断念。もうちょっと早く家を出るべきでしたね。浄蓮の滝と宿のレポートはこちらへ↓
滝 http://hmhm.blog.so-net.ne.jp/2008-07-29
宿 http://hmhm.blog.so-net.ne.jp/2008-08-01
【河津七滝巡り】
河津町方面から、ループ橋手前の「河津七滝入口」を右折し町営無料駐車場に車を止めます。案内板に従い下って行くと約10分で「大滝」展望台に到着です。ちなみに「ななたき」ではなく「ななだる」と読むそうですよ。
大滝
ここは某温泉旅館の敷地内ですので、展望台から眺めることになります。滝前には露天風呂があり、料金を支払えば滝近くまで行くことができます。ぼくらは入りませんでしたが、滝を見ながら露天風呂というのも良さそうです。柱状節理が印象的な見栄えする美しい滝でした。
ループ橋 涼しい渓流沿い
大滝を見た後は、来た道を戻って次の滝を目指します。駐車場を通り過ぎ、お土産屋さんの脇道を入ると渓流沿いに出ます。風が通って、とても涼しい遊歩道です。10分程度で初景滝前に到着。ここには小説『伊豆の踊り子』に由来する「踊り子と私」のブロンズ像があり、記念撮影に最適です。
初景滝前にて 蛇滝
初景滝から山道に入り、釜滝を目指します。ここからはスニーカーを履いていた方が楽でしょう。途中、蛇滝やカニ滝があって小さいながら良い滝です。少し登り、2つ目の吊り橋を渡ると釜滝が現れます。この滝は落差22mで、迫力があります。滝そのものも素晴らしいですが、周囲の玄武岩が高い城壁のようになっていて、全体的に迫力があるのです。
釜滝
ここでしばらく涼んだら、来た道を戻ってお土産屋さんを目指しましょう。うちは、ニューサマーオレンジと自家製という梅干しを購入しました。
歩いてみるとわかりますが、時間はそれほどかかりませんので初景滝でUターンせず最後まで歩くことをお勧めしたいですね。お手軽なハイキングコースなのに良い滝がたくさん見られますよー。
http://www.nanadaru.com/htmls/kanko.html
【来宮神社の大クス】
河津町は意外と見どころ満載な所でして、滝や温泉をはじめ海水浴も楽しめます。また、大ソテツや大クスという巨木もあったりして、この町で1日遊んでも足りないんじゃないかなと思います。今回、ぼくらは来宮神社(きのみやじんじゃ)にあるという大クスを見に行きました。
大クス
大クスは神社境内の裏手にあります。正面からは見えないので、その姿が目に入った時は思わず「えっ!?」と声をあげてしまいまいした。高さ24m、周囲約14mでびっくりするほど大きいです。これを見るだけでも一見の価値ありでしょう。
来宮神社(杉桙別命神社)
来宮神社は、別称「杉桙別命神社」(すぎほこわけのみことじんじゃ)といい杉桙別命を祀らわれてます。どうやら大山祇命の末裔らしく、面白いことに1日目に参拝した三嶋大社とつながりました。
ちなみに、熱海にも来宮神社の大クスがあって、まぎらわしいとのこと。
河津町には昔、こんな大きなクスが七本もあったそうです。七といえば、滝も七つありましたね。温泉も七つあって、上から見ると北斗七星の形をしているそうですよ。
【伊豆高原 大室山】
大室山山頂から
河津町を後にし、伊豆高原の大室山へ。やっぱり道は渋滞でしたがzzz。この山は、お椀を被せたような綺麗な形の休火山です。リフトで山頂まで登ることができ、天気が良ければ伊豆七島や天城の山々が展望できます。また、さえぎるものがないので1周30分のハイキングも爽快です。
飛んでる飛んでる
ぼくらが登った時は、パラグライダーを楽しんでいる方々がいました。ちょっと見てるだけで怖かったですけど。噴火口跡では、アーチェリーも楽しむことができます。遊歩道には浅間神社がありました。浅間神社には珍しく木花咲耶姫命(このはなさくたひめのみこと)の姉にあたる磐長姫命(いわながひめのみこと)が祀らわれています(お!ここでも三嶋大社とつながった。大山祇命の子供ですから)。
大室山をくわしく知りたい方はネットで探してみて下さい。
以上、長くなりましたが伊豆旅行記を終了します。
読んで下さった方、ありがとうございました。
GRD&E-510にて撮影
【三嶋大社】伊豆国一ノ宮
静岡県三島市
拝殿
都内から酷い渋滞に巻き込まれ、結局6時間近くかかって最初の目的地「三嶋大社」に到着。ここは伊豆国一宮で、その名にふさわしい大きな神社でした。ご祭神は「大山祇命(おおやまつみのみこと」と「積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)」。事代主は恵比寿様ともいわれていますね。
土地柄か、中世以降は武士の崇敬を集めたそうです。また、神宝として北条政子奉納と伝わる国宝「梅蒔絵手箱」があり、その模造品を宝物館で展示しているとのことでした。しかし伊豆まで行くのに6時間はうんざりしましたわ。ふつう都内から2時間くらいでしょzzz…。
【天城越え】
三嶋大社を後にし、湯ヶ島の「浄蓮の滝」を目指しました。が、ここでも大渋滞。どうにか滝は見ることができましたが、その先にある旧天城峠は時間がなくなり断念。もうちょっと早く家を出るべきでしたね。浄蓮の滝と宿のレポートはこちらへ↓
滝 http://hmhm.blog.so-net.ne.jp/2008-07-29
宿 http://hmhm.blog.so-net.ne.jp/2008-08-01
【河津七滝巡り】
河津町方面から、ループ橋手前の「河津七滝入口」を右折し町営無料駐車場に車を止めます。案内板に従い下って行くと約10分で「大滝」展望台に到着です。ちなみに「ななたき」ではなく「ななだる」と読むそうですよ。
大滝
ここは某温泉旅館の敷地内ですので、展望台から眺めることになります。滝前には露天風呂があり、料金を支払えば滝近くまで行くことができます。ぼくらは入りませんでしたが、滝を見ながら露天風呂というのも良さそうです。柱状節理が印象的な見栄えする美しい滝でした。
ループ橋 涼しい渓流沿い
大滝を見た後は、来た道を戻って次の滝を目指します。駐車場を通り過ぎ、お土産屋さんの脇道を入ると渓流沿いに出ます。風が通って、とても涼しい遊歩道です。10分程度で初景滝前に到着。ここには小説『伊豆の踊り子』に由来する「踊り子と私」のブロンズ像があり、記念撮影に最適です。
初景滝前にて 蛇滝
初景滝から山道に入り、釜滝を目指します。ここからはスニーカーを履いていた方が楽でしょう。途中、蛇滝やカニ滝があって小さいながら良い滝です。少し登り、2つ目の吊り橋を渡ると釜滝が現れます。この滝は落差22mで、迫力があります。滝そのものも素晴らしいですが、周囲の玄武岩が高い城壁のようになっていて、全体的に迫力があるのです。
釜滝
ここでしばらく涼んだら、来た道を戻ってお土産屋さんを目指しましょう。うちは、ニューサマーオレンジと自家製という梅干しを購入しました。
歩いてみるとわかりますが、時間はそれほどかかりませんので初景滝でUターンせず最後まで歩くことをお勧めしたいですね。お手軽なハイキングコースなのに良い滝がたくさん見られますよー。
http://www.nanadaru.com/htmls/kanko.html
【来宮神社の大クス】
河津町は意外と見どころ満載な所でして、滝や温泉をはじめ海水浴も楽しめます。また、大ソテツや大クスという巨木もあったりして、この町で1日遊んでも足りないんじゃないかなと思います。今回、ぼくらは来宮神社(きのみやじんじゃ)にあるという大クスを見に行きました。
大クス
大クスは神社境内の裏手にあります。正面からは見えないので、その姿が目に入った時は思わず「えっ!?」と声をあげてしまいまいした。高さ24m、周囲約14mでびっくりするほど大きいです。これを見るだけでも一見の価値ありでしょう。
来宮神社(杉桙別命神社)
来宮神社は、別称「杉桙別命神社」(すぎほこわけのみことじんじゃ)といい杉桙別命を祀らわれてます。どうやら大山祇命の末裔らしく、面白いことに1日目に参拝した三嶋大社とつながりました。
ちなみに、熱海にも来宮神社の大クスがあって、まぎらわしいとのこと。
河津町には昔、こんな大きなクスが七本もあったそうです。七といえば、滝も七つありましたね。温泉も七つあって、上から見ると北斗七星の形をしているそうですよ。
【伊豆高原 大室山】
大室山山頂から
河津町を後にし、伊豆高原の大室山へ。やっぱり道は渋滞でしたがzzz。この山は、お椀を被せたような綺麗な形の休火山です。リフトで山頂まで登ることができ、天気が良ければ伊豆七島や天城の山々が展望できます。また、さえぎるものがないので1周30分のハイキングも爽快です。
飛んでる飛んでる
ぼくらが登った時は、パラグライダーを楽しんでいる方々がいました。ちょっと見てるだけで怖かったですけど。噴火口跡では、アーチェリーも楽しむことができます。遊歩道には浅間神社がありました。浅間神社には珍しく木花咲耶姫命(このはなさくたひめのみこと)の姉にあたる磐長姫命(いわながひめのみこと)が祀らわれています(お!ここでも三嶋大社とつながった。大山祇命の子供ですから)。
大室山をくわしく知りたい方はネットで探してみて下さい。
以上、長くなりましたが伊豆旅行記を終了します。
読んで下さった方、ありがとうございました。
GRD&E-510にて撮影
湯ヶ野温泉 福田家 [温泉]
【福田家】湯ヶ野温泉(静岡県賀茂郡河津町)
2008年 夏(1泊)
湯ヶ野温泉「福田家」さんは河津川沿いに佇む静かな温泉宿です。小説『伊豆の踊り子』の舞台となった宿でもあります。とくに川端康成に思い入れがあるわけではないのですが、ネットで見た古い佇まいに魅せられ宿泊することに決めました。
宿へ続く橋に立つと、レトロな部屋が見えてきます。小説の中の「私=川端康成」が踊り子と五目並べをした部屋なのだそうです。当時のままで残してあり、今でも宿泊可能とのことです。どうせ泊まるのならこの部屋にと思っていましたが既に予約済みでした。残念。
ロビー 資料館
館内には川端康成ゆかりの品々が多数あり、資料館も併設されています。写真や直筆の書などが飾られ見ごたえたっぷりです。また、映画『伊豆の踊り子』に出演した歴代俳優の写真やサインなども展示されていました。きっとたぶん、川端ファンにとっては涙ものなんじゃないかなと。
榧のマス風呂
お風呂は3つあります。創業当時のものという榧(かや)のマス風呂は、本館地下にあってレトロな雰囲気です。お湯はややぬるめ。岩風呂(内湯)と露天風呂は新館側の同じ場所にあります。こちらは両方とも熱め。肩まで浸かるのに少々時間がかかりましたが、疲れもとれてさっぱりしました。やはり露天は虫の声や鳥の鳴き声が聞こえてきて気分がいいですね。ちなみに宿泊者は、時間帯によって貸切りで利用できます。
◎温泉情報(※1):旧含石膏泉/源泉かけ流し 給湯口源泉・浴槽循環濾過
料理は季節によって異なるそうです。食べることに気を取られて写真を撮り忘れましたがzzz…今は魚料理が中心のようです。品数も多くて満腹。金目鯛も出てきました。ま、希望の部屋が空いてなかったので安いプランを選択したから他とは少し内容が違ったかもしれません。部屋も新館でしたしね。画像は、ニューサマーオレンジという南伊豆方面でしか出回っていないというみかんのゼリー。
「私」が宿泊した部屋
帰り際、せっかくなので川端康成が泊まった部屋を見せてもらうことにしました。2間続きで、当然ながら新館の部屋とは違う歴史を感じる部屋でした。私「うーん、この部屋に泊まればオレも文豪になれるかな?」連れ「それは、ない」。ちなみに入館料が必要だけど、宿泊者がいなければ見学だけでもOKみたいです。
他に、川端氏が晩年よく滞在した「思ひ出」という部屋や、太宰治が宿泊したという部屋も見せて頂きました。泊まった新館の部屋も清々しくて良かったですけどね。なんというか、全体的に気持ちのいい旅館です。勘ですけど、土地が良いのかもしれません。
福田家さんのみなさんは、とても親切で好感が持てました。川端氏ゆかりの品々についても色々と説明して頂き、ありがたかったです。
湯ヶ野温泉には、川端康成をはじめ、太宰治、島崎藤村、蒲原有明、与謝野晶子、井上靖なども滞在したことがあるそうです。各々お気に入りの宿があったようです。
なんとなくですが、ここに滞在してみたくなる気持ちがわかるんですよね。何故だか気持ちがいいところですから。
以下、おまけ画像
岩風呂 露天風呂
※1:『日本の秘湯』(第16版)/朝日旅行 参照
2008年 夏(1泊)
湯ヶ野温泉「福田家」さんは河津川沿いに佇む静かな温泉宿です。小説『伊豆の踊り子』の舞台となった宿でもあります。とくに川端康成に思い入れがあるわけではないのですが、ネットで見た古い佇まいに魅せられ宿泊することに決めました。
宿へ続く橋に立つと、レトロな部屋が見えてきます。小説の中の「私=川端康成」が踊り子と五目並べをした部屋なのだそうです。当時のままで残してあり、今でも宿泊可能とのことです。どうせ泊まるのならこの部屋にと思っていましたが既に予約済みでした。残念。
ロビー 資料館
館内には川端康成ゆかりの品々が多数あり、資料館も併設されています。写真や直筆の書などが飾られ見ごたえたっぷりです。また、映画『伊豆の踊り子』に出演した歴代俳優の写真やサインなども展示されていました。きっとたぶん、川端ファンにとっては涙ものなんじゃないかなと。
榧のマス風呂
お風呂は3つあります。創業当時のものという榧(かや)のマス風呂は、本館地下にあってレトロな雰囲気です。お湯はややぬるめ。岩風呂(内湯)と露天風呂は新館側の同じ場所にあります。こちらは両方とも熱め。肩まで浸かるのに少々時間がかかりましたが、疲れもとれてさっぱりしました。やはり露天は虫の声や鳥の鳴き声が聞こえてきて気分がいいですね。ちなみに宿泊者は、時間帯によって貸切りで利用できます。
◎温泉情報(※1):旧含石膏泉/源泉かけ流し 給湯口源泉・浴槽循環濾過
料理は季節によって異なるそうです。食べることに気を取られて写真を撮り忘れましたがzzz…今は魚料理が中心のようです。品数も多くて満腹。金目鯛も出てきました。ま、希望の部屋が空いてなかったので安いプランを選択したから他とは少し内容が違ったかもしれません。部屋も新館でしたしね。画像は、ニューサマーオレンジという南伊豆方面でしか出回っていないというみかんのゼリー。
「私」が宿泊した部屋
帰り際、せっかくなので川端康成が泊まった部屋を見せてもらうことにしました。2間続きで、当然ながら新館の部屋とは違う歴史を感じる部屋でした。私「うーん、この部屋に泊まればオレも文豪になれるかな?」連れ「それは、ない」。ちなみに入館料が必要だけど、宿泊者がいなければ見学だけでもOKみたいです。
他に、川端氏が晩年よく滞在した「思ひ出」という部屋や、太宰治が宿泊したという部屋も見せて頂きました。泊まった新館の部屋も清々しくて良かったですけどね。なんというか、全体的に気持ちのいい旅館です。勘ですけど、土地が良いのかもしれません。
福田家さんのみなさんは、とても親切で好感が持てました。川端氏ゆかりの品々についても色々と説明して頂き、ありがたかったです。
湯ヶ野温泉には、川端康成をはじめ、太宰治、島崎藤村、蒲原有明、与謝野晶子、井上靖なども滞在したことがあるそうです。各々お気に入りの宿があったようです。
なんとなくですが、ここに滞在してみたくなる気持ちがわかるんですよね。何故だか気持ちがいいところですから。
以下、おまけ画像
岩風呂 露天風呂
※1:『日本の秘湯』(第16版)/朝日旅行 参照