不動大滝(滝沢の不動滝) [滝]
【不動大滝】2011年2月下旬
群馬県前橋市粕川町中之沢
落差:50m(案内板には約32mと標記あり)
分類:直瀑
滝沢温泉を過ぎ、林道をしばらく走ると右手に「前不動駐車場」が出現。さっそく車を止めて準備をしていると、1人のおじいさんが「ここに来るのは何度目?」と声をかけてきて成り行きで一緒に行くことに。ということで、今回は3人で不動大滝まで行くことになりました。ちなみに、ぼくは初めての訪問です。
このおじいさん、桐生市で縫い物をしている職人さんで、休日になると県内近郊の沢や滝を巡っているのだそう。特に赤城山の沢で知らない所はないという強者。しかも、どこへ行くのもスーパーカブというから驚きです。
↑クリックすると拡大します
そんな話を聞きながら、しばらく遊歩道を歩いていると、「瀧み所」という開けた所に出たので小休憩をすることに。ここから不動大滝を遠望することが出来ます。
ここには氷瀑を見たくて来たのですが、遠い所に落ちるお目当ての滝は全く凍っている様子がなく1人で苦笑い。最近、暖かい日が続いていたし「やっぱり?」という感じだったけれどちょっぴり残念です。おじいさんによると、ここ数年温暖化のせいか知らんが完全凍結しないとのこと。それにしても、見事に凍っていないのが遠くからでもよくわかりますzzz。
遠望ついでに、なぜか置いてある忠治のパネルから顔を出して写真を撮りたいと思いましたが、3人なので自粛しておきました。
スタートしてから20分ほど歩くと、滝沢不動尊に出ました。ということは、今まで遊歩道じゃなくて参道を歩いていたわけですな。ここらに来ると、凍結している所もあったりして少し慎重に歩を進めました。
境内に入って、とりあえずいつものように無事戻れるようご挨拶。面白いことに、ここのお堂は窪んだ岩の中にすっぽりと入っていまして、一帯は霊場という雰囲気です。
由緒書きを少しだけ読んでみたら、上杉謙信との関わりもあるとのことでした。くわしくは下の画像をクリック願います。
さて、不動尊から少し下っていくとルート案内の看板があったのですが、どうやら滝までは2つの道があるようです。
ぼくらは右ルートを選択したのですが、ここらに来ると壁面が凍っている所もあったりして、ちょっとワクワク感が出てきました。とはいえ、いつも来ているおじいさんは全然凍ってないなぁ〜とおっしゃっていましたが。
おじいさんの後をくっ付いて歩いていると「忠治の岩窟」という所がありました。階段を下りて行くと、照明が故障しているのかボタンを押しても真っ暗闇のまま。でも、かなり広いスペースがあるのが何となくわかりました。
以前は、忠治の人形が置いてあったらしいんですが、今は撤去?されたようで見当たりませんでした。ま、暗闇に人形なんてあったらおっかないですけど。
またしばらく、てくてくおじいさんの後を付いて行くと、正面に不動大滝の勇姿が目に飛び込んできました。この時期にしては水量はあるようです。
ご覧の通り全く凍っていないのですが、落差50mの迫力を目の当たりにして一応満足。周辺の岩壁も見事で、このスケールで全部が氷壁だったら凄いだろうな〜と想像しながら滝をカメラに収めていきました。
いつの間にか対岸に渡ったおじいさんが、正面に立つと虹が見えるよと教えてくれたので、川を飛び越えて見に行ってみたら綺麗な虹が2本出ていました。
落ち口を眺めると、跳ね滝みたくなっていてチャームポイントを発見した気分。この時期だけなのかな?
さて、あまり長居も出来ないのでそろそろ上がりますか〜ということで来た道を戻ることに。
帰り、渡し板がシーソーみたいになっていて一苦労(でもないけど)。行きにも通ったと思われるが全く記憶になく「??」って感じ。
それにしても、おじいさんには大変お世話になってしまいました。まるでガイドさんみたく色々と教えて頂き、とても感謝です。お名前も聞いていませんが、この場を借りてお礼を言わせて頂きます。ありがとうございました。って、たぶん見てないと思うけど…また来年チャレンジします(笑)。あ、緑の季節も良さそうですね。
群馬県前橋市粕川町中之沢
落差:50m(案内板には約32mと標記あり)
分類:直瀑
滝沢温泉を過ぎ、林道をしばらく走ると右手に「前不動駐車場」が出現。さっそく車を止めて準備をしていると、1人のおじいさんが「ここに来るのは何度目?」と声をかけてきて成り行きで一緒に行くことに。ということで、今回は3人で不動大滝まで行くことになりました。ちなみに、ぼくは初めての訪問です。
広い駐車場とスタート地点
このおじいさん、桐生市で縫い物をしている職人さんで、休日になると県内近郊の沢や滝を巡っているのだそう。特に赤城山の沢で知らない所はないという強者。しかも、どこへ行くのもスーパーカブというから驚きです。
↑クリックすると拡大します
そんな話を聞きながら、しばらく遊歩道を歩いていると、「瀧み所」という開けた所に出たので小休憩をすることに。ここから不動大滝を遠望することが出来ます。
分岐を右に下る/遊歩道沿いにある延命猿水という湧き水
ここには氷瀑を見たくて来たのですが、遠い所に落ちるお目当ての滝は全く凍っている様子がなく1人で苦笑い。最近、暖かい日が続いていたし「やっぱり?」という感じだったけれどちょっぴり残念です。おじいさんによると、ここ数年温暖化のせいか知らんが完全凍結しないとのこと。それにしても、見事に凍っていないのが遠くからでもよくわかりますzzz。
瀧み所から不動大滝を遠望(クリックで拡大)
遠望ついでに、なぜか置いてある忠治のパネルから顔を出して写真を撮りたいと思いましたが、3人なので自粛しておきました。
小さな氷瀑があった
スタートしてから20分ほど歩くと、滝沢不動尊に出ました。ということは、今まで遊歩道じゃなくて参道を歩いていたわけですな。ここらに来ると、凍結している所もあったりして少し慎重に歩を進めました。
門?をくぐる
境内に入って、とりあえずいつものように無事戻れるようご挨拶。面白いことに、ここのお堂は窪んだ岩の中にすっぽりと入っていまして、一帯は霊場という雰囲気です。
滝沢不動尊
由緒書きを少しだけ読んでみたら、上杉謙信との関わりもあるとのことでした。くわしくは下の画像をクリック願います。
入口の門と由緒
さて、不動尊から少し下っていくとルート案内の看板があったのですが、どうやら滝までは2つの道があるようです。
どっちからでも行けるらしい
ぼくらは右ルートを選択したのですが、ここらに来ると壁面が凍っている所もあったりして、ちょっとワクワク感が出てきました。とはいえ、いつも来ているおじいさんは全然凍ってないなぁ〜とおっしゃっていましたが。
おじいさんの後をくっ付いて歩いていると「忠治の岩窟」という所がありました。階段を下りて行くと、照明が故障しているのかボタンを押しても真っ暗闇のまま。でも、かなり広いスペースがあるのが何となくわかりました。
階段を下りると洞窟
以前は、忠治の人形が置いてあったらしいんですが、今は撤去?されたようで見当たりませんでした。ま、暗闇に人形なんてあったらおっかないですけど。
凍った沢や氷柱
またしばらく、てくてくおじいさんの後を付いて行くと、正面に不動大滝の勇姿が目に飛び込んできました。この時期にしては水量はあるようです。
けっこうでかい
ご覧の通り全く凍っていないのですが、落差50mの迫力を目の当たりにして一応満足。周辺の岩壁も見事で、このスケールで全部が氷壁だったら凄いだろうな〜と想像しながら滝をカメラに収めていきました。
いつの間にか対岸に渡ったおじいさんが、正面に立つと虹が見えるよと教えてくれたので、川を飛び越えて見に行ってみたら綺麗な虹が2本出ていました。
2本の虹
滝前とお不動さん
落ち口を眺めると、跳ね滝みたくなっていてチャームポイントを発見した気分。この時期だけなのかな?
落ち口
さて、あまり長居も出来ないのでそろそろ上がりますか〜ということで来た道を戻ることに。
「この不動大滝は赤城山中で最も大きな滝なのじゃ!」(嫁撮影)
帰り、渡し板がシーソーみたいになっていて一苦労(でもないけど)。行きにも通ったと思われるが全く記憶になく「??」って感じ。
慎重な嫁さま
それにしても、おじいさんには大変お世話になってしまいました。まるでガイドさんみたく色々と教えて頂き、とても感謝です。お名前も聞いていませんが、この場を借りてお礼を言わせて頂きます。ありがとうございました。って、たぶん見てないと思うけど…また来年チャレンジします(笑)。あ、緑の季節も良さそうですね。
不動大滝へは、県道16号を北上し滝沢温泉入口を右折。滝沢温泉を過ぎ、しばらく走ると分岐があり、そこを左折。すると大きな駐車場が右手にある。人気コースなので週末は早めに訪れた方が良さそうだ。滝へは、沢沿いの遊歩道を歩くことになるので、足下はしっかりしたものを履いた方が無難。
こういう地元の人と出会って一緒にって展開が導かれてる感じがして面白い^^
去年、熊野の神倉神社で同じ様な展開になった。
by daigo (2011-03-04 21:29)
一期一会の縁って感じだけど、たまにはこういう展開も面白いかなと思ったよ。それにしても神倉神社の階段はハードだよね(笑)
by hamagen (2011-03-05 10:44)