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宇部神社 [霊地巡礼/神社仏閣]

【宇部神社】因幡国一ノ宮
 2009年11月上旬参拝

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鳥取県鳥取市国府町宮下字一宮
 御祭神:武内宿禰命(たけのうちすくねのみこと)

因幡国一宮宇部神社は、大臣の祖、武内宿禰命をお祀りしている由緒ある神社です。武内宿禰命が360余歳まで生きたという伝承により長寿の神様として知られ、また明治の時代、五円紙幣にお顔が載せられたことから商売繁盛の神様としても崇敬されています。

境内参道の入口 右側の舗装道路を登ると駐車場(帰りに撮ったもの)
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さて、雨滝から県道31号線をそのまま鳥取市方面へ向かうと、同じ街道沿いに宇部神社の鳥居が見えてきました。そこを右折し境内へ。入口近くに駐車場は無く、坂を登った山の上にあったのでそこに駐車。

参道の鳥居と階段(帰りに撮ったもの)
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いつもならこういう場合、わざわざ下って鳥居をくぐるか参拝後に散策してみるのですが、なんとなく面倒になりパスを決め込むと・・由緒謂れのある手水までパスしてしまいました。一応、後で気が付き清めましたが(・・遅いか)。

七宝水の手水舎と説明書き
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ここの手水は七宝水(しっぽうすい)といい、百人一首にも詠まれた稲葉山の清水を神社まで引いたもので、病に効き美人になれる霊験あらかたな水なのだそうです。七つの効きめがあるらしけど、他の5つはわかりません。

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で、ここの社殿はとても綺麗です。陽の光が当てってキラキラ輝いて見えます。両側には、大きな木がそびえていて、まるで神棚に置く榊のようです。なんというか、清潔感があって明るい印象です。社殿のある境内はそれほど大きくないですが、配置的によくまとまってる感もあります。

右は由緒書き(クリックで拡大)
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お参りでは、さっそく商売繁盛のお願いを・・というのは冗談で、とりあえず1日が無事で終わるよう心掛けることを報告しときました。ぼくは、神社で具体的に何かをお願いするというのは、ほとんどないので。ほとんどですから、たまにはあるんですけどね。

双履石
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参拝後は、いつものように境内散策です。社殿の左奥から階段を登ると、ちょうど本殿の裏手に「双履石」という石がお祀りされていました。ここで終焉を迎えた武内宿禰命が残した霊石とのことですが、地下に竪穴式の石室が発見され古墳の一部が露出したものと判明したそう。ただ、ネットで拾った情報なので詳細はわかりません。

亀金岡 武内宿禰命終焉の地の石碑と双履石の説明書き
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ところで、何よりすごいと思うのは武内宿禰命の寿命です。嘘か本当か360余歳だったというから驚きです。一応、終焉の地とされてますが『因幡国風土記』逸文には「行方知らずになった」と書かれているみたいですから、もしかしてトンズラしてさらに長生きしたとも考えられます。武内宿禰って人間だったのだろうか、とか考えちゃいますね。まず360歳とかありえませんけど。

本殿
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他にも境内社(国府神社)などがありますが、宇部神社公式H.Pの境内図を見てみて下さい。もしくは、お参りしてみて下さい。実は、福徳の亀(石)や飛躍の鳥(?)といったものは見逃してしまいました。ぜんぜん覚えていません。

境内の様子と赤い橋
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鳥取市の国府町にある因幡国一宮。県道31号から少し入った稲葉山の麓に鎮座する。駐車場は社殿がある高台にある。そこ以外はわからない。毎年の例祭では「神幸祭」が行われ無形文化財の「麒麟獅子舞」が奉納されるという。

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