蛇の湯温泉 たから荘 [温泉]
【蛇の湯温泉 たから荘】(東京都西多摩郡桧原村)
2008年2月 1泊/2008年11月
たから荘は、桧原村最奥に位置する数馬という集落にある旅館です。南秋川沿いに佇むこの宿の本館は、茅葺きの二重兜(兜造り/入母屋式の合掌造り)で300年以上の歴史があるそうです。
兜造り(2008年2月)
今回は、お土産を買う為にちょろっと寄っただけなのですが、茅葺きの屋根が周辺の紅葉と見事に調和していてとても良い雰囲気でした。今年の2月にも1泊で訪れていて、その時は屋根に雪が積もっていて、それはそれで趣がありました。茅葺き屋根って絵になります。
早朝のお風呂(2008年2月)
ここのお風呂は「蛇の湯」といって『武蔵野風土記』にも記載されている名湯で、「その昔、傷ついた大蛇が河原に湧く湯で傷を癒した」という言い伝えがあるそうです。お湯は、アルカリ性単純硫黄冷鉱泉。無味無臭で芯から温まるお湯でした。また、内湯のみですが、窓が大きく開放感たっぷりです。ただ、加温・一部循環(給湯口源泉)とのこと。湯量が少なく源泉温度も低いみたいなので、これは仕方ないかなと思います。それより、ここでしか味わえない古からの貴重なお湯に入れたことが嬉しかったですね。
部屋を通されると桧原村名物の「じゃがいも」に甘酒が/素朴さが嬉しい夕食(2008年2月)
大広間での朝食は朝日が気持ちいい(2008年2月)
料理も美味しかったことを覚えています。桧原村名物の生コンニャクをはじめ、山の宿らしく山菜や豆腐などシンプルで素朴な料理がずらりと並んでいました。手打ちの蕎麦もとても美味しかったです。帰り際、ここの若旦那に、蕎麦が美味しかった旨を伝えると、蕎麦屋さんで数年修行をしてきたと言っていました。また、自家製の味噌も評判のようですよ。
母屋にあるフロント/ひな人形(2008年2月)
2月に宿泊した時は、ひな人形が飾ってありました。天照皇大神の掛け軸も、古そうな部屋にマッチしてとてもいい感じです。ここの母屋の梁や柱には歴史を感じます。ちなみに、宿泊は母屋ではなく別館の綺麗な部屋になります。
階段を下りると灯籠(2008年11月)
とある本に「何も遠くへ行かなくても東京でこんな気分にひたれる…云々」とありましたが、都内に住む僕にとっては、まさにその通りだなと思います。紅葉の秋川渓谷は、都内とは思えない素晴らしい景観でした。秘湯というと山奥の人里離れた温泉を思い浮かべますが、昔はここも行くことが大変だった土地だそうです。今では道も綺麗になり、行こうと思えば誰でも訪れることが出来るわけですが、古からの多摩の名湯が今日も入れる「たから荘」の「蛇の湯」は貴重であり秘湯と呼んでも差し支えないと、ぼくなんかはそう思います。
南秋川渓谷にて(2008年11月)
ここの宿は、気さくでとても親切でした。応対もとても丁寧で好感がもてます。また宿の反対側には、たから荘さんが経営しているお土産さんがあって立寄りだけでも楽しいと思います。
宿の前から本宿方面を(2008年11月)
ということで、たまには、近場の温泉宿でゆっくりしてみるのもいいんじゃないでしょうか。周辺には、見どころも多数ありますしねっ。
2008年2月 1泊/2008年11月
たから荘は、桧原村最奥に位置する数馬という集落にある旅館です。南秋川沿いに佇むこの宿の本館は、茅葺きの二重兜(兜造り/入母屋式の合掌造り)で300年以上の歴史があるそうです。
兜造り(2008年2月)
今回は、お土産を買う為にちょろっと寄っただけなのですが、茅葺きの屋根が周辺の紅葉と見事に調和していてとても良い雰囲気でした。今年の2月にも1泊で訪れていて、その時は屋根に雪が積もっていて、それはそれで趣がありました。茅葺き屋根って絵になります。
早朝のお風呂(2008年2月)
ここのお風呂は「蛇の湯」といって『武蔵野風土記』にも記載されている名湯で、「その昔、傷ついた大蛇が河原に湧く湯で傷を癒した」という言い伝えがあるそうです。お湯は、アルカリ性単純硫黄冷鉱泉。無味無臭で芯から温まるお湯でした。また、内湯のみですが、窓が大きく開放感たっぷりです。ただ、加温・一部循環(給湯口源泉)とのこと。湯量が少なく源泉温度も低いみたいなので、これは仕方ないかなと思います。それより、ここでしか味わえない古からの貴重なお湯に入れたことが嬉しかったですね。
部屋を通されると桧原村名物の「じゃがいも」に甘酒が/素朴さが嬉しい夕食(2008年2月)
大広間での朝食は朝日が気持ちいい(2008年2月)
料理も美味しかったことを覚えています。桧原村名物の生コンニャクをはじめ、山の宿らしく山菜や豆腐などシンプルで素朴な料理がずらりと並んでいました。手打ちの蕎麦もとても美味しかったです。帰り際、ここの若旦那に、蕎麦が美味しかった旨を伝えると、蕎麦屋さんで数年修行をしてきたと言っていました。また、自家製の味噌も評判のようですよ。
母屋にあるフロント/ひな人形(2008年2月)
2月に宿泊した時は、ひな人形が飾ってありました。天照皇大神の掛け軸も、古そうな部屋にマッチしてとてもいい感じです。ここの母屋の梁や柱には歴史を感じます。ちなみに、宿泊は母屋ではなく別館の綺麗な部屋になります。
階段を下りると灯籠(2008年11月)
とある本に「何も遠くへ行かなくても東京でこんな気分にひたれる…云々」とありましたが、都内に住む僕にとっては、まさにその通りだなと思います。紅葉の秋川渓谷は、都内とは思えない素晴らしい景観でした。秘湯というと山奥の人里離れた温泉を思い浮かべますが、昔はここも行くことが大変だった土地だそうです。今では道も綺麗になり、行こうと思えば誰でも訪れることが出来るわけですが、古からの多摩の名湯が今日も入れる「たから荘」の「蛇の湯」は貴重であり秘湯と呼んでも差し支えないと、ぼくなんかはそう思います。
南秋川渓谷にて(2008年11月)
ここの宿は、気さくでとても親切でした。応対もとても丁寧で好感がもてます。また宿の反対側には、たから荘さんが経営しているお土産さんがあって立寄りだけでも楽しいと思います。
宿の前から本宿方面を(2008年11月)
ということで、たまには、近場の温泉宿でゆっくりしてみるのもいいんじゃないでしょうか。周辺には、見どころも多数ありますしねっ。
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