松見の滝 [滝]
【松見の滝】日本の滝100選
2008年8月
青森県十和田市黄瀬国有林内
落差:90m
分類:段瀑
松見の滝は、奥入瀬川支流の黄瀬川にかかる名瀑で、徒歩で約3時間ほどかかる為か秘瀑の一つに数えられることもあるそうです。滝へは、国道102号線の黄瀬川バス停近くの林道から入るルートと、蔦温泉近くの蔦沼林道から入るルートの2つがあり、時間的には蔦沼林道(途中で湧口沢林道になるとのこと)を利用した方が早いようです。今回ぼくらは、義父の勧めもあって3時間コースである黄瀬川沿いの林道から滝を目指すことにしました。
入口のゲート(1) この橋は渡らない(2)
林道入口に公衆トイレがあり、さらに少し進むとゲート(1)が見えてきます。ここに車を置いて出発です。黄瀬川を右に見ながら平坦な林道を約40分ほど歩くと上の橋(2)が見えてきます。この橋は渡らず直進します。橋には松見の滝までの距離を示す小さな看板がありました(ここから約6km)。
林道をひたすら歩く(3) 崖崩れもあり(4)
まだまだ林道(3)が続きます。途中、崖崩れしている場所(4)もありましたが特に危険は感じませんでした。さらに進むとT字路(5)になります。ここは直進せず右側の道を進みます。するとすぐに橋(6)が見えてきます。ぼくらはここで小休憩をとりました(黄瀬橋)。
直進しないで右へ(5) すぐに橋がある(6)
橋を渡ると長い上り坂です。意外ときつくて息切れしました。この坂を登りきり、またしばらく歩くと蔦沼林道(湧口沢林道)へ続く道が右手に現れ、さらに少しばかり進むと(株)コバヤシの社有林を示すゲート(7)が見えてきます(ここで男性1人とすれ違いました)。
(株)コバヤシのゲート(7) ブナ林(8)
このゲートを越えて、しばらくすると平らなブナ林(8)の道になります。このブナ林を抜けると杉林になり、周りにアジサイの花や葉っぱが見えてきたら滝入口はもうすぐです(9)。そして、左側を注意して歩いていると足下に標識(10)が見えてきます。小さいので見逃さないようにして下さい。ここから脇道(11)にそれて滝まで降りて行きます。ここまで、ゆっくり歩いて約2時間30分の行程でした。
降り口の手前で(9) 小さな標識 たぶん見逃さない(10)
薮漕ぎ開始(11)
滝入口の標識から薮漕きをしながら山を下って行きます。細い道ですが足下はしっかりしていました。しかしながら、足を滑らすと落ちてしまう箇所もありますので注意が必要です。約15〜20分ほどで展望台らしき場所に出ます。ここから松見の滝が一望できます(トップ画像)。滝の轟音が嬉しい瞬間ですね。そして、ここから河原へはもう少しです(途中、松見滝龍神の碑があり、軽く会釈だけして先を急ぎました)。
河原から見た松見の滝 アップ
さらにアップ
松見の滝は、噂通りの見事な滝でした。両脇にそびえるV字の岩壁も壮観で、落差90mの滝がそれほど高く感じません。この絶景を、宿で作ってもらったお弁当を食べつつ、しばらく楽しむことにしました。ちなみに、滝の全体を見るには展望台からの方が良いです。河原からだと上部が少ししか見えません。
高い岩壁
お弁当
が、しかし!お弁当を食べていると雨がぽつりぽつりと。見る見るうちに天候が変わり、大雨になってきました。これはたまらんと、すぐさま引き上げることに。やはり龍神様にちゃんと挨拶していなかったからかもしれませんzzz(違うか)。
滝の反対側 ずぶ濡れです 雨宿りできる場所も無し
帰りは、とくに間違えることはないと思います。ただ、大雨になってしまったので林道までの山道が滑って少々危険でした。また、土砂降りの林道で3人組のハイカーとすれ違いましたが大丈夫だったでしょうか。松見の滝へ行くと言っていましたが、ちょっと心配になりました。こちらも雨の中、持病の膝痛が再発して辛い帰路になってしまいましたが。さらにトレッキングシューズも即浸水してふんだりけったりです。ところで、Gore-Texのはずだけど名ばかりか?
林道入口の公衆トイレで着替え
ずぶ濡れのまま車まで戻り、全行程を終えました。往復、約6時間半でした。レインコートはあったものの、降りはじめから身に付けなかったのであまり意味がありませんでした。カメラを雨から守る為だけに使用した感じです。やはり、滝へは最低限の装備が必要ですね。備えあれば憂いなしですから。
おまけ
公衆トイレで着替えを済ませた後、奥入瀬渓流沿いの温泉ホテルで日帰り入浴しました。気持ちいい。生き返るー。
注)蔦沼林道からのルートはよくわかりませんので、そちらから行かれる方はインターネットで調べてみて下さい。ルートをわかりやすく載せてるサイトがけっこうあります。
2008年8月
青森県十和田市黄瀬国有林内
落差:90m
分類:段瀑
松見の滝は、奥入瀬川支流の黄瀬川にかかる名瀑で、徒歩で約3時間ほどかかる為か秘瀑の一つに数えられることもあるそうです。滝へは、国道102号線の黄瀬川バス停近くの林道から入るルートと、蔦温泉近くの蔦沼林道から入るルートの2つがあり、時間的には蔦沼林道(途中で湧口沢林道になるとのこと)を利用した方が早いようです。今回ぼくらは、義父の勧めもあって3時間コースである黄瀬川沿いの林道から滝を目指すことにしました。
入口のゲート(1) この橋は渡らない(2)
林道入口に公衆トイレがあり、さらに少し進むとゲート(1)が見えてきます。ここに車を置いて出発です。黄瀬川を右に見ながら平坦な林道を約40分ほど歩くと上の橋(2)が見えてきます。この橋は渡らず直進します。橋には松見の滝までの距離を示す小さな看板がありました(ここから約6km)。
林道をひたすら歩く(3) 崖崩れもあり(4)
まだまだ林道(3)が続きます。途中、崖崩れしている場所(4)もありましたが特に危険は感じませんでした。さらに進むとT字路(5)になります。ここは直進せず右側の道を進みます。するとすぐに橋(6)が見えてきます。ぼくらはここで小休憩をとりました(黄瀬橋)。
直進しないで右へ(5) すぐに橋がある(6)
橋を渡ると長い上り坂です。意外ときつくて息切れしました。この坂を登りきり、またしばらく歩くと蔦沼林道(湧口沢林道)へ続く道が右手に現れ、さらに少しばかり進むと(株)コバヤシの社有林を示すゲート(7)が見えてきます(ここで男性1人とすれ違いました)。
(株)コバヤシのゲート(7) ブナ林(8)
このゲートを越えて、しばらくすると平らなブナ林(8)の道になります。このブナ林を抜けると杉林になり、周りにアジサイの花や葉っぱが見えてきたら滝入口はもうすぐです(9)。そして、左側を注意して歩いていると足下に標識(10)が見えてきます。小さいので見逃さないようにして下さい。ここから脇道(11)にそれて滝まで降りて行きます。ここまで、ゆっくり歩いて約2時間30分の行程でした。
降り口の手前で(9) 小さな標識 たぶん見逃さない(10)
薮漕ぎ開始(11)
滝入口の標識から薮漕きをしながら山を下って行きます。細い道ですが足下はしっかりしていました。しかしながら、足を滑らすと落ちてしまう箇所もありますので注意が必要です。約15〜20分ほどで展望台らしき場所に出ます。ここから松見の滝が一望できます(トップ画像)。滝の轟音が嬉しい瞬間ですね。そして、ここから河原へはもう少しです(途中、松見滝龍神の碑があり、軽く会釈だけして先を急ぎました)。
河原から見た松見の滝 アップ
さらにアップ
松見の滝は、噂通りの見事な滝でした。両脇にそびえるV字の岩壁も壮観で、落差90mの滝がそれほど高く感じません。この絶景を、宿で作ってもらったお弁当を食べつつ、しばらく楽しむことにしました。ちなみに、滝の全体を見るには展望台からの方が良いです。河原からだと上部が少ししか見えません。
高い岩壁
お弁当
が、しかし!お弁当を食べていると雨がぽつりぽつりと。見る見るうちに天候が変わり、大雨になってきました。これはたまらんと、すぐさま引き上げることに。やはり龍神様にちゃんと挨拶していなかったからかもしれませんzzz(違うか)。
滝の反対側 ずぶ濡れです 雨宿りできる場所も無し
帰りは、とくに間違えることはないと思います。ただ、大雨になってしまったので林道までの山道が滑って少々危険でした。また、土砂降りの林道で3人組のハイカーとすれ違いましたが大丈夫だったでしょうか。松見の滝へ行くと言っていましたが、ちょっと心配になりました。こちらも雨の中、持病の膝痛が再発して辛い帰路になってしまいましたが。さらにトレッキングシューズも即浸水してふんだりけったりです。ところで、Gore-Texのはずだけど名ばかりか?
林道入口の公衆トイレで着替え
ずぶ濡れのまま車まで戻り、全行程を終えました。往復、約6時間半でした。レインコートはあったものの、降りはじめから身に付けなかったのであまり意味がありませんでした。カメラを雨から守る為だけに使用した感じです。やはり、滝へは最低限の装備が必要ですね。備えあれば憂いなしですから。
おまけ
公衆トイレで着替えを済ませた後、奥入瀬渓流沿いの温泉ホテルで日帰り入浴しました。気持ちいい。生き返るー。
奥入瀬渓流沿いの国道102号線から黄瀬川バス停横の林道に入るとゲートが見えてくる。ゲート前には広いスペースがあるのでそこに車を止めて徒歩で滝へ向かう。林道の入口が少々わかりづらいが、公衆トイレが国道から見えるのでそれを目印にすると良い。滝までは、ほぼ林道を歩くことになるが、山道もあるのでそれなりの装備は必要。
注)蔦沼林道からのルートはよくわかりませんので、そちらから行かれる方はインターネットで調べてみて下さい。ルートをわかりやすく載せてるサイトがけっこうあります。
段になってて変わった感じの滝ですね☆
マイナスイオンたっぷりなところで、お弁当とか食べたりいいですね☆
by とみっち (2010-07-15 15:02)
とみっちさん>
コメントありがとうございます&返事遅れてすみません!
滝の前で食べるお弁当は格別ですよ〜。
あ、雨に降られると大変ですけどね(笑)
by hamagen (2010-07-19 12:18)
松見の滝を訪ねた時に、私も同じように滝壺で
大雨に遭遇しました。行き帰りの道中はずっと
晴れていたのに。。。
by 3号佐竹 (2012-05-24 18:03)
3号佐竹さん>山は、いきなり降られるから困ったもんです。
by hamagen (2012-06-10 12:20)