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乙字ヶ滝 [滝]

【乙字ヶ滝】日本の滝100選

 2007年9月下旬訪問
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福島県須賀川市/石川郡玉川村
落差:6m 幅:100m
分類:渓流瀑?

乙字ヶ滝は、福島県の須賀川市と玉川村の間を流れる阿武隈川本流にかかる滝です。落差はないものの幅が最大100mにも広がる増水時は大迫力と聞き及びます。

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さて、ぼくらは東北道矢吹I.Cからあぶくま高原道路を経由し滝を目指しました。特に迷うこともなく駐車場に着き、さっそく徒歩で乙字ヶ滝公園内に入ると左手に滝が見えてきました。

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おぉ、これが乙字ヶ滝!思っていたより迫力があります。というのも、この滝が何故100選に選ばれたのか疑問視する声が多いのを知っていたので、あまり期待し過ぎないようにしていたんです。たしかに、200選くらいでもいいかな?とも思いましたが・・でも滝は滝。滝自体に良いも悪いもないもんね。

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名前の由来は、滝が乙字の形をして落ちているからだそうです。また、地図を見るとここ一帯の流れも乙字になっているんですが、どうやらこれは関係ない模様。あと、江戸時代の頃、難所だったこの滝に船を通すため工事をした跡があるみたいなんですが、後で知ったのでよく見ませんでした。滝の向こう側の流れがそうかな?運河のようになっていたから。

橋から下流を
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隣の公園には、松尾芭蕉が『奥の細道』で詠んだ「五月雨の滝降りうづむ水かさ哉」の句碑や、滝見不動尊があります。芭蕉もこの地に立ったことを思うと歴史のロマンを感じますね。そんな背景が100選に選ばれた理由の一つなのかもしれないと思ったけれど真相はさて?

下流には八流の滝(はちるのたき)があったみたいですが見逃してしまいました。

注意:この記事は過去の旅行記です(記:2009.10.4)

高速を使う場合、東京方面からは東北道矢吹I.C→あぶくま高原道路玉川I.C→国道118号線(石川街道)の順で走るとわかりやすい。仙台方面からは阿武隈I.Cで降りることになる。滝近くには乙字ヶ滝公園の駐車場があり、混雑している場合は周辺にも駐車場がある。断層を落ちるこの滝は、増水時に大迫力になるという。



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